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特集 21世紀京都の名盤

21世紀京都の名盤 対談一覧 21世紀京都の名盤アーカイブ ARCHIVE of 21st CENTURY MUSIC in KYOTO
「21世紀京都の名盤」とは

"21世紀京都の名盤"は2001年以降にリリースされた「お薦めしたい」「名盤だと思う」音源を、アーティストや音楽関係者とピックアップし、情報をアーカイブ化していく連続企画。企画の狙いは「現在リアルタイムに活動しているアーティストが作り出した優れた作品」を、商業的な観点とは関係ない、純粋な作品性で評価する機会を作ることにあり、推薦メンバーを変えて継続していく予定。

2001年

rei harakami/『red curb』

発売日:2001/4/25 レーベル:Sublime Records 規格品番:IDCS-1004
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

エレクトロニカという言葉のない時代から、主にRoland SC-88Proを使用して、独自性の高いポップミュージックを生み出してきたrei harakamiの3rdアルバム。繊細に紡がれつつも、時に奔放に変化する音作りは正に唯一無二。本作リリース以降くるり、ASA-CHANG&巡礼、矢野顕子など多くのミュージシャンのリミックスやプロデュースを手がけている。

rei harakami/『red curb』

竹村延和/『ソングブック』

発売日:2001/12/21 レーベル:CHILDISC/徳間ジャパンコミュニケーションズ
フォーマット:CD 規格品番:TKCA72283
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

日本が世界に誇る音楽家、竹村延和。本作はボーカルにアキツユコと西山豊乃を迎えて制作された“うたもの”アルバム。アルバム全体を通して「普段会話している声と変わらない発声」にこだわることで、肉声の持つ本来の魅力を引きだすことに成功している。童謡のようなたたずまいを感じさせながらも、かわいらしさだけでなく、無垢なゆえの狂気や不安定さが詰まっている。

竹村延和/『ソングブック』

2002年

高木正勝/『JOURNAL FOR PEOPLE -audio-』

発売日:2002/7/3 レーベル:daisyworld discs 規格品番:CTCR-14217
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

今や日本を代表する音楽家/映像作家となった高木正勝の日本デビュー盤。青木孝允との音楽/映像プロジェクトSILICOMからの影響を感じさせつつも、ピアノやヴォイスと電子音とのレイヤーに独自の個性を見出すことが出来る。発売当初はDVDとAUDIO別々にリリースされていたが、2006年にCD+DVDとしてリイシューされている。

高木正勝/『JOURNAL FOR PEOPLE -audio-』

竹村延和/『テンス』

発売日:2002/7/24 レーベル:CHILDISC/徳間ジャパンコミュニケーションズ
フォーマット:CD 規格品番:TKCA72391
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

『ソングブック』の1年後にリリースされた、竹村延和の10thアルバム。全編スピーチ・シンセサイザーによる人工の音声が採用されたボーカルアルバムとなっている。現在普及している音声合成デスクトップミュージックソフトウェアのようなクオリティーはないが、それ以上の「人間らしさ」を感じとることができる。本作リリース後、活動を休止している。

竹村延和/『テンス』

PsysEx/『Polyrhythm_system Exclusive Message』

発売日:2002/11/24 レーベル:涼音堂茶舗 フォーマット:CD 規格品番:DES014
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

涼音堂茶舗からリリースされた1stアルバム。ポリリズムを軸としたイレギュラーなリズム構造と、全体を通してストーリーを感じさせるような広がりを合わせ持っており、1stにしてすでにアーティストのアイデンティティーが確立されていることがわかる。So Takahashiとスノーエフェクトの石川貴史によるリミックス収録。

PsysEx/『Polyrhythm_system Exclusive Message』

2003年

sora/『Re:sort』

発売日:2003/9/21 レーベル:PLOP フォーマット:CD 規格品番:PLIP3009
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

2003年にPLOPよりリリースされたクロサワタケシによるソロ・プロジェクト、soraの1stアルバム。 卓越したテクニックにより作り出される精緻な電子音と、環境音、ジャズ、ボサノヴァなどの素材を用いたアナログ・サンプリングを織り合わせることで、豊かな質感とサウンド・イメージを生み出している。

sora/『Re:sort』

2004年

Otograph/『from shine』

発売日:2004/11/11 レーベル:涼音堂茶舗 フォーマット:CD 規格品番:DES019
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

関西を拠点に活動する音響/映像ユニットOtographの1stアルバム。映像を喚起させるような抒情的で広がりのあるテクスチュアと、躍動しながらも緻密に重なり合うリズムのバランスが、アルバム全体に絶妙な緊張感を生み出している。イトウヒデノブとFiroによるリミックスを収録。

Otograph/『from shine』

2005年

PsysEx/『Polyrhythm_system Exclusive Message 2』

発売日:2005/10/20 レーベル:涼音堂茶舗 フォーマット:CD 規格品番:DES024
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

daisyworld discsよりリリースされた2ndと同年に発表された3rdアルバム。前2作と比べ、ポリリズムの展開が過激になっており、徹底してストイックな姿勢が貫かれている。12kのコンピレーション収録曲#455のセルフリミックスや、2ndアルバムの収録曲#550_iiの原曲を収録。atom(tm)によるリミックス収録。

PsysEx/『Polyrhythm_system Exclusive Message 2』

Aube/『CHAIN [RE]ACTION』

発売年:2005 レーベル:Blossoming Noise(USA) フォーマット:CD 規格品番:BN001CD
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

京都のノイズアーティスト中嶋昭文のソロ・ユニットAubeが、2005年にリリースしたアルバム。金属チェーンの音のみをソースとし、チェーンに対する行為のバリエーションとシンプルなエフェクトで作品を成立させるというミニマルな姿勢で、マキシマムな効果を生み出している。

Aube/『CHAIN [RE]ACTION』

Bun ITO/
『Road to Nowhere - Warr Guitar Solo Improvisation』

発売年:2005 レーベル:Commune Disc フォーマット:CD 規格品番:com53
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

12本の弦を両手でタッピングして演奏するWarr Guitarを用い、独自のサウンドスケープを描き出すアーティストBun ITOの1stアルバム。クリアな音色で奏でられるシンプルなフレーズをループ/増幅することで、無限に広がるかのような空間性を作りあげている。レーベル/ジャケットデザインはintextの見増勇介が手掛けている。

Bun ITO/『Road to Nowhere - Warr Guitar Solo Improvisation

2006年

Baiyon/『Like a school on lunch time』

発売日:2006/4/25 レーベル:BRAIN ESCAPE SANDWICH REC.
フォーマット:CD、MP3 規格品番:b.e.s.r-008
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

Baiyon名義で初のフルアルバム。現在ようなテクノ中心のサウンドではなく、ドローンやノイズのアイデアを用いつつ、その中からセンチメンタリズムが浮かび上がってくるような独特のサウンドプロダクションを展開している。マスタリングはStephan Mathieuが担当。

Baiyon/『Like a school on lunch time』

Harp On Mouth Sextet/『銀盤四季調』

発売日:2006/6/10 レーベル: IMAGINED RECORDS フォーマット:CD 規格品番:IMACD-03
21世紀京都の名盤 vol.1 [前半] (2011年7月20日掲載)にてピックアップ]

電子音楽家/テノリオン奏者のRUBYORLAを中心に結成された、伝統楽器を使用せずに雅楽を演奏するエレクトロニカ雅楽ユニットHarp On Mouth Sextetの1stフルアルバム。改造ハーモニカやラップトップなどを用いて日本的な響きを生みだすという、他に類例のないアプローチで独自のダンスミュージックを作りあげている。

Harp On Mouth Sextet/『銀盤四季調』

2007年

redsleep/『The Sun Song』

発売日:2007/2/2 レーベル:redsleep フォーマット:DVD
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

Jun Nishimura、Bun ITO、そしてダムタイプのメンバーとして活動し、世界的なダンサーとして評価されるPeter Golightlyを中心とするパフォーマンス・ユニット“redsleep”。本DVDには2006年9月3日に京龍館で行われたパフォーマンスが収録されている。これまでredsleepは様々な形態で表現を行ってきたが、本作はダンス、音楽、映像などの表現を複合したトータルな舞台芸術作品となっている。ゲストパフォーマーとしてSumie Sagami、Joho Nasunoの2人が参加。

redsleep/『The Sun Song』

2008年

Jun Nishimura/『A-underground (RMT) - EP』

発売日:2008/5/29 フォーマット:Data
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

京都出身の音楽家(コンポーザー、キーボーディスト、ギタリスト)Jun Nishimuraの1stアルバム。徹底して作り込まれたサウンドが、光の届かない深淵(しんえん)を漂っているかのような、奥行きのあるイメージを生み出している。対談内で紹介された音源“A-underground”が収録されていた『ulmコンピレーションCDR』は現在入手困難だが、バージョン違いを本アルバムで聴くことができる。

Jun Nishimura/『A-underground (RMT) - EP』

八木良太/『time cosmique』

発売年:2008 レーベル:無人島プロダクション フォーマット:DVD 規格品番:MUJIN-003
21世紀京都の名盤 vol.1 [後半] (2011年10月11日掲載)にてピックアップ]

主に音や文字、時間を題材に作品を制作する美術作家 八木良太の初作品集的DVD。氷でできたレコードをレコードプレイヤーで再生する「Vinyl」、レコードに粘土を乗せ、レコードプレイヤーの回転で陶芸作品を作る「Portamento」など、2008年までの代表作25作品が収録されている。作品を通して音に対する多次元的な視点を感取することができる。

八木良太/『time cosmique』


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