アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

どうも、海外移住は全く考えてない方の山本太郎です。このブログもなかなか自分の順番の日に書けてなくてすいません。
海外移住は考えていませんが、海外での展覧会がもうすぐに差し迫ってきました。

オーストラリア、シドニーのArt Gallery of New South Walesで行われる・Kamisaka Sekka -dawn of modern Japanese design-という展覧会に参加させていただくことになりました!(Galleryってなってますが、かなり立派な美術館です。)
http://www.artgallery.nsw.gov.au/
オーストラリアで初めて大々的に琳派を紹介する展覧会の中で、琳派の現代的作家の展示コーナーに出品します。
http://www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/kamisaka-sekka/(HP上では自分の名前全く出て来てないのが少し寂しいですが。)

今までも美術館の企画で昔の絵画と一緒に展示させていただいたことはありましたが、琳派というくくりで展覧会に参加するのははじめて。
オーストラリアでテンションがアガり、琳派でさらにテンションがアガり!かなり今ハイです。

だって「光悦、宗達、光琳、乾山、抱一、其一、雪佳」という神7と一緒に展示ですよー(まー、みなさん亡くなってるわけなんで本当に神だったりしますが・・)。かなりサシコな気分です。←あ、そんな良いポジションじゃないかW松井くらいか。

しかも今回の琳派展の最大の特徴は神坂雪佳がフューチャーされた展覧会だってこと。不動のセンター「光琳」をさしおいて雪佳が初センターです!
って、あんまりアイドルのこと実は詳しくないからこの辺でこの書き方やめとこう。

でもとにかく日本でやっても面白い切り口になるであろうこの企画、自分も一観客としても楽しみにしてます。
同じ現代の作家ではジパングでもご一緒した山口藍さんなどが出品します。こちらも楽しみ。

どーも、冨永愛さんとなら自分も親密になりたい、山本太郎です。


二ヶ月もこちらのブログをさぼってしまって書かないでいましたー。すいません。この間制作があったり、確定申告があったり(←これはかーなーりー前ですね)、アート京都があったりとバタバタしてましたが、あんまり言い訳にはならないですよね。申し訳ないです。


さてその制作が忙しかった東京の個展が来週に迫ってきました。


山本太郎個展「JHQ」 イムラアートギャラリー東京 5月12日(土)〜6月2日(土)
http://www.imuraart.com/ja.html
初日の12日の土曜日18時から簡単なレセプション行います!
東京は知り合いが少ないのでお時間のある方はぜひいらしてください。
自分一人だったら寂しいので・・・(自虐)。


今までにも能楽を題材にした作品はいくつか描いてきましたが、今回は展覧会そのもの自体のテーマが能楽です。
新作の屏風や掛軸等を含む作品を展示予定です。
詳しくはHPのインフォメーション欄まで↓
http://www.h7.dion.ne.jp/~nipponga/information/index.html


今回は展覧会のテキストを京都の能楽師の田茂井廣道先生にお願いするなどけっこう気合いが入ってます。
お時間のある方はよろしければご高覧ください。


前回の個展も昨年の秋に東京で個展だったので関西の方には申し訳ないのですがまた次の機会をお待ち下さい。


写真は「葵上ネグリジェ」。これも新作です。
aoi.jpg


ちなみにその次の週からは上野の森美術館で行われる「日経日本画大賞」に出品されることになりました。日本画の賞に入選してしまった・・「ニッポン画」なのに・・。まーいいか。というわけで、二週連続で東京行ってきまーす。
http://www.nikkei-events.jp/art/nihonga.html

先日、知人からメールがあって1月22日の私のブログ(&アートの方じゃないやつ)を読んで、「お能を見てみようかな」と思ったとありました。
※22日の日記http://blogs.dion.ne.jp/nihongajack/archives/2012-01-1.html
なんだか嬉しい反面、ちょっとだけ複雑な気持ちになりました。
もともとお能の専門家でもなく、そんなにお能のことを知らない自分が「能の普及をしよう」なんておこがましい気持ちは全くないのですが、それとは全く別のことなんです。

なんの予備知識もなしにひょこっと見に行かれたら、お能を嫌いになってしまうわないかなー、って少し思ってしまったんです。

ここでこんなことを書くとお能の普及に勤めている能楽関係者の方からお叱りを受けてしまうかもしれませんが、それでもやっぱり基本的にお能って分かりにくいものだと思うんです。
足利義満が世阿弥のパトロンとなることで急速に発展したお能は、その始まりから庶民には分かりやすいものではなかったんだと思われます(※世阿弥の「能」成立以前の田楽、散楽の時代はまた別)。当時の権力者はまた、一流の文化人でもありましたので(今の権力者が文化人ではないとは言ってないですよ・・)、その一流文化人を納得させる内容と形式をもった演劇としてお能は発展しました。その後も数々の権力者に庇護されてきましたし、江戸時代には幕府の式楽(公式の音楽、演劇)でしたので、その傾向はより強まったのだと思われます。
能のストーリーには能が成立した室町時代よりさらに前の古典文学がベースとなっているものが数多くあります。また謡(台詞と歌詞)の中には古典の漢詩や和歌や仏教用語を引用した箇所が随所に見られます。当時の文化人にとってはどれも基礎的な教養だったものですが、現代に生きる一般庶民の私たちには少し縁遠いものばかりですよね。

もちろんそんな知識は全くなくても楽しめる(場合もある)と能楽関係者の方は強くおっしゃいますし、実際私も全く知識のないときになんとなく能を楽しんでいました(今でも自分にたいして知識や教養があるわけではないですが・・)。
でも、それってたまたま運のいい出会いだったのかも、って思うんですよね、自分も初めて見たとき「意味が分かんないから、もう見なくていいや」ってなってたかもしれないんで、そういう意味では自分は相性が良かったのかなって思います。

自分のブログが良い出会いに繋がっていればいいんですが。
メールを下さった方が見に行かれた後に「お能って案外面白いなー」って思ってもらえることを願ってます。

写真は先日描き終わった屏風作品の骨描(コツガキ※下描きの線描)です。「羽衣」を題材にしてます。
120130_1701~01.jpg

120112_0853~010001.jpg


新年あけましておめでとうございます。
三が日もあけ、七草がゆも終わり、十日戎も鏡割りもすぎ、お正月気分なんてとっくにどっかに行ってしまっていますが、今年最初のブログってことでご挨拶をしとかないとと思い、時期はずれですが書きました。


そういえば、若かりしころ、年も改まり春の兆しがみえた2月に某文筆家先生のところにお邪魔したとき、何か一生懸命に書いてらっしゃるので聞いてみると「年賀状のお返事書いてます」って言われてびっくりしたことがあるなー。本当に一つの才能に秀でた人は世間の狭い常識でははかれんなー、とそのときしみじみ思いました。私なんかは小さな人間です。


さて、今年の目標はずばり「生き残る」。いや宮○駿じゃいないですよ。作家として生き残るとか、震災後に自分の生き方を考え直したとかでもなく、かーなーりー具体的な目標です。
だって、大不況ですよ、デフレですよ、買い控えですよ。ご飯食べてかれへんよ、ホントに。他のアーティストって作品売れてんのかなー。(年初めからこんなこと書いてる自分ってかなり下世話?)


というわけで、なんとか今年も生き延びて来年のお正月を迎えたいと切に願っています。


みなさま今年もどうかご贔屓に。

たいていこの季節になると「激動の○○年」なんて書き出しで何かと一年間をまとめてしまいたくなる今日この頃、でも残念ながら今年以上にこの「激動」って言葉が似合ってしまった年はなかったほど世の中的には激動の一年でした。
歴史に残るであろうこの2011年、私的にも色々とありました。毎年あるような、だけど実際あるとやっぱり困っちゃうことから、本当に大変なことから、そりゃ365日もあれば色々ありましたが、今年のマイブーム(といっていいのか?)といえば・・・。


この師走に入り最後の最後で先日もこんなことがありました。
某有名雑誌の編集者の方からメールがありまして、「今年を表す漢字」という企画に協力してください、という内容でした。この季節よくある、「今年一年を漢字一文字で表すと」といった内容の企画です。
でも、なんで俺!?「今年話題の人物」とか書いてあるけど、どういうこと?あんまり世間のみなさまに話題振りまいた覚えもないですが・・・。
と、企画書を読んで行くと「3月の東日本大震災」「原子力発電所の事故」という言葉がちりばめられてる・・・。この時点で薄々分かってましたが。


念のために編集者の方にお電話してみました。
「メールをいただきました山本太郎ですけれどー・・・」
この時点で一瞬の沈黙「・・・・」
いや、その沈黙ってホント0.5秒もないくらいの一瞬でしたが
「えー、なんか電話かかってきた相手、山本太郎とかって名乗ってるけど、俺の知ってる山本太郎の声と全然違うけどどういうこと?もしかして俺違う人にメールしちゃったー!?」っていう相手の無言の心の声がハッキリと聞こえてくるくらいに凝縮された0.5秒弱でした。


「もしかして山本太郎さん違いじゃないでしょうか?」とこちらが切り出すと、相手もようやくことの自体に気がついた様子。
「私、あちらの活動家で有名な山本太郎さんではなくて、京都で細々と絵を描いてるものですが、企画書の感じからいっても、たぶん山本太郎違いですよね。」と続けると、
「あー、すいません、そうです、人違いです。」って分かってたけどね。
イヤ、分かってたけど、企画書読みながら「えー今年を表す一文字って何ー?」「いや、そもそもこんなに事件があった年を一文字で表せるかー?」「やっぱキズナ、『絆』か?、でもこれじゃ他の人とかぶるっしょ」とか一瞬でも考えちゃった自分が恥ずかしいやん!もう、紛らわしいメール送らんといてよ!
って紛らわしいのは自分の名前か。編集者さんもきっと今頃「ややこしい名前つけんといてくれ!まぎらわしいやん」とか思ってることだろう。


というわけで今年は普通の方から活動家の方から編集者の方まで色んな方から、違う方の山本太郎さん宛のメールを沢山いただいた年でしたとさ。
アチラの山本太郎さんのご活躍には本当に頭が下がりますが、来年は人違いされないことを願ってます。あと、山本さん連絡取りたがってる方が数名いらっしゃいますよ。連絡取れましたか?


あ、編集者の方、今年の漢字は「違」です、「人違い」の。って私には聞いてないんだったっけ。では良いお年を。

寒いです。
今年の秋は確かに例年にくれべればかなり温かく、すごしやすいのですが、寒さが苦手な自分にとってこの季節は少ししんどいです。これから数ヶ月の寒さを思うと早く春になって欲しい(ってまだ冬も本格的にはきてないですが・・・。)
それにしても寒いのが苦手なので秋、冬はモチベーションが上がりにくいです。というわけで今回はモチベーションの話。


ちょっと前の話ですが、「ジパング展」のトークショーの際に「モチベーションが低いときにはどうやって上げるのですが?」という「トップランナー」みたいなバチッと決まった質問がきました。思わずその場では「締め切りがモチベーションです。」なんて答えてしまったのですが、この答えウソではないんですが、なんか自分でもしっくりこなかったので、その後でこのことについてぼんやり考えてました。


考えてたら少しまとまってきたのですが、たぶん、自分の場合は「モチベーションを上げる」ということよりも、「モチベーションを下げない」ということに気をつかってるのかも、と思うようになりました。


少し前までは締め切り前にガツっとモチベーションとテンション上げて、休憩時間も睡眠時間も削りながらやったりもしてました。こういうときって、きっとアドレナリンとか脳内物質が出てて凄くハイテンションになるので、疲れを感じにくかったり、「なんでもできちゃう」って思えたり(あくまで妄想)で、締め切り前なのに結構「幸福感」があったりしたものです。でもこれってあくまで瞬発的なもので持続性はない。「あの締め切り前のハイテンションなまま一年すごせたら、作品バンバンできるし、とんでもないことになっちゃうよ。」とか昔は夢想してたりしたけど、やっぱりそのテンションでずっといるのは無理がありすぎる。だって気持ちのテンションが落ちたらとたんに体も疲れがでちゃうから・・。
しかも、疲れが出やすく、残りやすい、30後半になって、なおさらこの切り札的な方法は頻繁には使えないことに気がついてくる。(前回も「おっさん化」のことについて書きましたが・・・。)


そうなると、テンションは上げず下げず、やや高めのところで高止まりして平均してるのが一番効率が良く、体にも心にも負担がないことがだんだん最近分かってきました。(今更か?)
というわけでモチベーションを上げることよりも下げないことが大事なんじゃないかと思う今日このごろです。


とか偉そうなこと書いてますが、現実には締め切りギリギリになってアップアップしちゃってることもしょっちゅうありますよ。あくまでも理想論ってことで。実際このブログも締め切りすぎちゃってるし、いつもすいません。ではまた。

どうも、作業中αーステーション聞きすぎてて、キヨピーの声聞かないと週末が来た気がしない山本です。


先日無事に新宿高島屋さんの個展「ニッポン!チャ!チャ!チャ!」が終了しました。ご来場くださいましたみなさまありがとうございました。
とはいっても、まだまだ「ジパング展」は続いておりますし、最終日には私のアーティストトークという名の漫談がありますので、ぜひ楽日に入らしてくださいね!


それにしても、もう少し(もうだいぶ)若い頃は二カ所同時開催ってすごくテンション上がってましたが、最近ちょっとしんどいな・・・。
いや、正確にいえば、テンションは昔と変わらず上がるんですが、その・・・、つまり、体がついていかない感じです。ホント、ありがたいのはありがたいですし、今でもめっちゃ嬉しいんですけどね。
それにしてもおっさん化してきたなー。今も整体帰ってすぐこれ書いてるし、最近汗かいたらなんかシャツ臭いし、だいぶあかんなー。(ていうかこんなこと書いていいのかこのブログで、ぜんぜんアーティストっぽくなですが・・。)もっと若い子が憧れるようなこと書かないとダメなんだろうな、きっと。


さてさて、展覧会は開催中でも制作は常に続けています。今もいくつか細かいものを描きながら、来年の春の展覧会のコンセプトを固めてる最中です。
この秋の新宿高島屋さんや「ジパング展」はやはり百貨店さんだったので、どちらかといえば色んな層のお客様に喜んでいただきやすい作品を出してた(つもり)だったのですが、来年の個展はもう少しマニアックにしたいと思っています。
あ、ようやくアーティストっぽいこと書けたな。そろそろボロがでないうちに今回のブログはやめとくか。よし!


それにしても気がついたら、木内貴志さんがシェリーを熱唱するくらいにみんなに&ARTのブログの更新を求めてるじゃないですか!すいませんでした、兄さん。今後気をつけます。


以上、月曜の朝は佐藤弘樹さんの声聞かないと週があけた気がしない山本でした。


このページの一番上へ