アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

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7月です。関西では今日梅雨あけしたそうですね。すっかり夏らしい暑さになって来ました。
暑いのが好きとはあまり言えませんが、夏のまぶしい光や立体的な空は好きです。
季節が変わるごとに同じ場所でも全然違う表情を見せるので、
遠くへ行かなくとも出会える景色ってたくさんあるなあ...と思います。


今年の7月は、私にとってとても濃い一ヶ月になりそうです。
今月は三つの展覧会に参加致します。


ひとつは今日(プレオープン)から日曜日までの三日間の「ART OSAKA」、
来週14日から始まる新しい京都のニュートロンの「OPEN FACTORY」、
再来週20日からneutron tokyoで始まる「来るべき世界」というグループ展です。
なんと毎週ひとつずつ始まります。


こんなことは初めてなので非常に嬉しく、またバタバタしております。
東京のほうへは残念ながら今回お伺いすることが出来ないのですが、
京都、大阪では人にお会いする機会も増えるのでとても楽しみです。


タイミング的にすべてが始まる前にブログの当番がやって来たので、
様子を日記でお伝えするということができないのが少し残念です。
その代りと言ってはなんですが、ここぞとばかりに告知をしてしまいました...。
機会がございましたら、どうぞよろしくお願い致します☆☆

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夏の空は昼間も夕暮れ時も、見ていて本当に飽きないです。


6月です。梅雨ですね。雨の日に出歩くのはどうも気分が沈みがちですが(雨は嫌いではないですが)、今年の梅雨は長靴を履いて乗り切ろうと思っています。


今回のブログリレーを書くに至って、この一ヶ月のあいだに身の周りで起こったできごとを少し振り返ってみました。アートフェア京都とMOVINGを観に行ったこと、神戸の美容室deemさんでの個展の搬入、他にも色々ありましたが、中でもいちばん印象に残った出来事は京都烏丸御池のneutron kyotoの閉店でした。
新京極にあった時代からとてもよく通っていたギャラリーで、何度も展示でお世話になった場所でもありました。そのため、閉店のニュースを聞いた時はとても驚きました。(去年の秋に個展をしましたが、その時は全然知りませんでした。あれが最後だったんですね...)
neutron自体は「FACTORY」という新たな拠点を構えるそうで、東京のギャラリーもあるのでなくなった訳ではないのですが、あの場所はとても好きな空間だったので(ご飯もとっても美味しかった...!)やはり寂しかったです。とは言え、これから形を変えてさらなる進化をされて行くようなので、鑑賞者としても作品を作る者としても、とても楽しみにしています。

                                                                                                                           


身の周りの話はさておき、震災と原発事故が起こってから三カ月が経とうとしています。あれから日本全体が変わり続けています。
ここのところ、大きな時の流れでものごとを考える機会が増えて来ました。たくさんの時代が積み重なり今があるのだなと痛感しています。
それぞれの時代の人々の苦しみや望みが形となって進化を遂げて行き、結果それがまた新たな苦しみや問題を産む。誰しも最初から、自分の大切な人達が辛い思いをすることを望んでなどいなかったはずです。(と、思いたいです)そう考えると、何が正しくて何が悪いのか...分からなくなる時があります。
ただ、はっきりと言えることは、どんな時代でも情勢でも、大人が匙を投げてしまってはだめだな、ということです。大人の不安な態度は、きっと子供に暗くのしかかります。
小学生の頃、ノストラダムスの大予言を信じて毎日不安に暮らしていたことを思い出しました。あの頃、なんで大人がもっとハッキリ「そんなのデマだ」って言ってくれないんだろう、とずっと思っていました。今から思えば他愛もない話ですが、本当に恐かったのです。
なんだか話がずれました...。
子供たちに、これから先はもっともっと良くなるよ、って言える世の中になって欲しいです。というより、そうしないとだめですね。私も心がけます。

5月になりました。緑色がいきいきしています。
日に日に気温が上昇してきて、日中は汗ばむほどになりました。
ちょうど今日でゴールデンウィークも最終日ですね。
季節のうつろいは年々早くなって行くように思えてしまいます。


今回は告知をさせて頂きます。今月末から個展を行うことになりました。
場所は神戸の美容室のdeemさんという、今までとは違った環境での展示です。
期間もかなり長いです。


◆中比良真子展「Sunny Water」
 期間:5月27日(金)~9月中旬
 10:30~19:00  定休日/月曜日 他二回火曜日
 deem FIVE MANSION GALLERY  
  ※deemではお店の一部をギャラリーとして開放しています。
  ヘアサロンをご利用でないお客様もお気軽にお立ち寄り下さい。
  ※H.Pはリニューアル中のため、deemブログで検索してください。 


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画像;「Out of Bounds No,1」 2003年制作

                                                               関西圏でありながら兵庫県での発表は初めてです。
こちらの美容室はわたしも訪れたことがあったのですが、とても解放感のある空間でした。
大きな作品も飾れますので、ボリュームは十分にお見せできると思います。
作品は「水」をテーマにしたシリーズに絞って、旧作を中心に展示する予定です。画像のようにかなり前のものから近作までと、少しだけ新作も発表します。期間が長いので、途中で作品の入れ替えをするかもしれません。

周りのお店もとてもおしゃれなお店が多かったので、わたしも期間中お買いものに行きたいなと思ってます。中華街も近いですし、ちょっと歩けばポートタワーもあるので、是非とも観光がてらお越し頂ければ幸いです!髪を切りに来られる方も、チラッと作品を気にして頂ければ嬉しいですー!


最後に今回の個展のタイトル「Sunny Water」について少し。
意味は直訳すると「日当たりのよい水」です。イメージとしては、「日向の水」。
私の描く水は冷たい温度のイメージがないな...と思ったことがきっかけです。
例えば水に映る景色は太陽の存在を感じさせるし、水の中に居る人は冷たさよりも適度なあたたかさ(ぬるさ)を感じさせるというように。
私は以前から「水」を頻繁にモチーフに選んで描いて来ましたが、実は震災以降に水というものに負のイメージを感じるようになっていました。
水(もしくは自然そのもの)が恐ろしい側面を持つことは確かですが、それでも私たちを生かし、包み込むものであることに変わりはありません。自分の中での負のイメージに打ち勝つためにも、「日向の水」を連想させるこのタイトルを付けました。
ぽかぽかと陽気のあたたかい季節、たくさんの光とぬくもりを感じてもらえますように。


先月のブログリレーを書いた時はちょうど個展が終わったところで解放感もあり、これから自分がしたいことをのんびり書いていました。
その三日後に、まさか自分の住んでいるこの国が一変してしまうような出来ごとが起こってしまうなんて、もちろん思いもよりませんでした。一瞬にして、それまでの日々は遠くへ行ってしまったような気がします。


そして震災からほぼ一ヶ月の時を迎え、こうしてまたブログリレーの順番が回って来ている訳ですが、今月はどういう文章を書こうかギリギリまですごく悩んでいました...。この、今の状態に対してどう表現していいか分からないもどかしさがあります。かと言って他の話題も見つかりません。(あるとしても、今の状態と無関係に言えることが自分にとって今はないような気がします)
この文章を書いている途中にも、また宮城県で強い余震のニュースが入りました。もう本当に...これ以上やめて欲しいとしか言いようがありません。。


まとまらないままの文章で申し訳ないのですが、私が思うことを少しでも書きとめてみようと思います。


今回の震災で直接的な被害はなかった関西の人間ですが、この一ヶ月は本当に一日一日が重苦しく、不安な気持ちで過ごしていました。知れば知るほど悲しい出来事や、恐ろしい事実。何度も現実逃避したい気持ちにかられました。でも、それは卑怯だな、と自分を責めることもありました。毎晩のように、恐い夢ばかりを見ました。
それでも、表面上は全くいつも通りの生活を続けていました。いつも通り起きて働いて、そして絵を描いて。
関東在住の友達のことが気がかりで今までよりこまめに連絡を取るようになりました。余震や原発の影響による不安な暮らしを思うと胸が痛みました。
そしてそれ以上に被災地の方たちの話を聞くと、ただただ涙が出ました。自分がいつも通りの生活をしていることが誰かを見捨てているような気さえしてしまい、罪悪感を感じてしまうこともありました。


被災地に居る方と、自分の何が違ったんだろう、と考えました。
ただ、住んでいた場所が震源地に近かったか遠かっただけの気がします。
もし震源地がこちらであれば、被災地はこちらで、被災者は私だったのです。
何もかもを一瞬に剥ぎ取られてしまうという残酷にもがいていたのは自分だったのかもしれません。
そして今後、そうなる可能性が自分にはないと言いきれません。
そう思うと被災地の方々の状態は決して他人事ではなく、今彼らを助けることが出来ないのであれば、自分も助けて貰えると思ってはいけないのだと思います。


私は絵を描いています。どんな時でも描こうと思うのは使命感ではなく、自分が何らかの事情で描けなくなってしまうその日まで、描いていたいと思うからです。それは一種のエゴであり、生きる原動力でもあります。
では、被災地の方のために何が出来るのかと思うと、少しでも寄付をすることが今は一番シンプルで役に立てるのではないかと思っています。それを、繰り返すこと。一度にたくさんは無理でも、働いたり作品が売れたりで収入がある度に寄付をして行こうと思います。


他にもたくさんの思いが降って来ては、バラバラと色んな方向へ散らばりますが、まとまらないのでここまでにします。長々と失礼しました。
どうか、一日も早く心から笑えることが増えますように、心を痛める人に安らぎが見つかりますように。

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3月になり、寒い中にも少しずつ春を感じられるようになって来ました。
時おり「花粉症になったかも?」と思う日があるのですが、子供の頃からひどい鼻炎に悩まされていたので、まあその延長線かと思って気にしないように努めています。
皆さまも、どうか負けずに春を満喫してください...!


2月は慌ただしく過ぎて行きました。東京での個展は無事に終わり、充実した時を過ごせました。お越しくださった方々、どうもありがとうございました!
個展が終わるといつもしばらく抜け殻のようになるのですが、今回はもう抜け殻にはなるまい!といつもより早く制作に戻りました。(自慢するほどのことではないのは重々分かっていますが、わたしにしては頑張ったのです...)
やっと時間にゆとりが出来たので、やりたかったこと・やらなければいけないこと、色々出来たら良いなと思っています。


個展が落ち着いたので今年の目標を少し考えたのですが、今年は「見たい風景をもっと見に行く」ということをメインにしたいなと思っています。頭の中で想像する景色は広がりも奥行きも持たないので、実際に訪れて、圧倒されて、空気まるごとを体感したいのです。
今まで、時間に追われたりお金がなかったりであまり遠出をして来ませんでした。。とはいえ、自分の中での優先順位の問題だったようにも思います。今年はそういうことにもっと投資して行きたいなと思います。


とりあえず第一弾(?)として、飛行機を見に行って来ました。頭上を間近で飛んで行く飛行機。この迫力は、やはり行ってみないと分からないものでした。
いろんな景色との出会いが、また新たな作品を生み出すきっかけになるかもしれません。


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neutron tokyoでの個展が始まりました。(今月20日まで開催中です)


先日、個展の搬入・オープニングパーティーと友人の結婚式を兼ねて東京のほうへしばらく行って参りました。せっかくなのでその時のことを書こうかと思ったのですが、色々あったわりにバタバタと過ごしすぎて、何を書いて良いのか分からなくなってしまいました。個展はまだ始まったばかりなので語るには早い気もしますし...。
普段同じようなリズムで淡々と生活しているため、色々あり過ぎると自分の中ですぐには収拾がつかなくなるようです。


なんとなく、最近気になっている「言葉」について自分なりに思うことを書いてみます。


最近めまぐるしく動いているせいか、いつもより感じること・考えることが多くなっています。
しかしながら、ひとつひとつをゆっくり噛み砕いて行くには流れて行くスピードが速く、今この時点で何を言えばいいのか分からなくなるなあ、と思います。
それと言うのも、何故か言葉に対する軽い恐怖心のようなものがあるのです。
必死に喋ろうとするあまり思いもよらない言葉を発してしまったり、自分の言葉を違うニュアンスに捉えられてしまったり、そのたび自己嫌悪に陥るということが少なくないので、何となく身構えてしまうのです。
思いつくままに言う言葉は一過性でしかなく、後からどんどん現状の自分自身とズレて来てしまって、後悔することも少なくありません。
本当に伝えたいことはゆっくりと、熟成させてから言わないといけないな...と思います。なかなかそううまくは行きませんが。。
その点で、作品は長い時間向き合って生まれてくるものなので、言葉を伝えることよりも安心感と信頼性があります。


街中でも、ネット上でも、たくさんの人の言葉があふれていて、たまにくらくらとすることがあります。
言葉は目にするもの耳にするもの全てをちゃんと消化しようと思うと、胸やけしてしまうものだと思います。時にはひとつの言葉でふっと救われてしまうこともあるけれど。
色々な情報に流されそうになりますが、言葉でなくその言葉を発する人の行動を見ていれば本質が見えて来る気がします。
わたし自身、作品を伝えるために言葉が必要になる場面ももちろんあるので、言葉に慣れる必要性は強く感じますが、器用に言葉を発する練習をするより、ぶれのない行動をできるように努力したいと思うのです。


なんだか今回も堅くなりました。2011年はこんな感じ...?毎度のことながら、文章のテンションがバラバラで申し訳ないです。


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写真は越冬する渡り鳥です。イマイチ良い写真が撮れず無念。
やっぱり望遠レンズが欲しいなと思う今日この頃です。

お正月気分もだいぶなくなって来たところですが、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

2011年の活動は二月の個展からスタート致します。
早速のお知らせになりますが、2月2日~20日まで、東京のneutron tokyoにて開催です。


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画像は個展に出品する新作です。お越しいただければ幸いです。


最近気付いたのですが、今年は私が作家活動を始めてからちょうど10年目の年になります。
(表現したいことが固まり、最初に出品した群馬ビエンナーレが出発点だと思っています)
もう10年...自分でもびっくりします。色々あったけれど、あっと言う間だったような。絵を描くことはどんな形であれ続いて行くだろうなと思っていましたが、こういった作家活動をこれまで続けて来れたことには、周囲の方々への感謝の気持ちなしには語れません。
しかしながら「10年も続けて来れて嬉しい」というような気持ちより、むしろ「この10年で何か変われたのだろうか?」という疑問が胸をよぎるのが本音です。続けては来れたものの、どこか保守的になっている部分もあったのではないかと。
それでもこの10年をかけてやっと地盤をかためることが出来たようにも思います。
では、ここからどうするか?という分岐点に今まさに立っているような気がします。次の段階に進まなければ、見えて来ない風景がある気がするのです。
意識的に変えて行かなければならない部分や問題点がたくさんあると思います。もちろんすべてを覆すようなことをしたいわけではなく、これからも地道な積み重ねが何より大切だとは思いますが、今まで出来なかったような活動を今年はしたいなと思っています。
とここまで言っておいて、具体的にはまだノープランですが...。(この調子で一年があっという間に過ぎたらダメですね。。)


まずは目の前の個展から、真摯に向き合いたいと思います。2011年、頑張ります。
皆さまにとっても、2011年が良い年でありますように☆



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