
今年は9月から11月にかけて、3つの展覧会をします。
その為、只今制作の模索中。
京都に来てから早4年経ちます。
それ以来自分の中で新しい方向性にチャレンジして来ましたが、今年に入ってからちょっと振り返ってみようと思い、4〜5年前に撮った映像素材を見返しています。
その映像素材は使いたかったけどそんときは使わなかった映像群です。
その中で、カメラを覗き込んでレンズを拭いている自分が映っていて何だか不思議な感じがしました。
例えば、自分が小学生や中学生だった頃の映像を見れば「懐かしい〜」と自然と思うのですが、4〜5年前の自分の姿というのは最近の事なのに、もの凄く昔のような変な感覚に捕われます。
見た目は今と変わりないけど、今じゃない感じ。
一体何が引っかかるのか不思議です。
撮った素材を見返すと若干何を撮ったか忘れている所があるので、
「こんなんあったか〜」
と新鮮に素材を見れ、また発想にも繋がります。
うまく言えませんが、
ある程度自分の中でやりたい事をやってきたので、これからは自分と風景の距離感みたいなモノを振り返りながら考える時間を増やして行こうと思っています。
しかし、ワールドカップの決勝はドラマティックでしたね〜。
なんか急激に蒸し暑くなりましたね〜。
今年は変な感じです。
さて、3年前に一眼レフのデジカメを買い、いずれ写真作品を作りたいと思って日々撮っていました。
今のようなスタイルで初めた当初、『写真は撮らないんですか?』と言われ、たまにフィルムカメラでに撮る事はありましたがあまりしっくりこずにいました。
デジカメを買った当初も始めの頃はなかなかしっくり来る絵が撮れず、やっぱ無理かな〜と思ってました。
そんなこんなあり、昨年からもう少し遊んでみようと思いストレートな撮影方法以外のやり方もやってみました。
私はよく作品を説明するときに『私に撮ってビデオカメラは筆のようなものでそれで絵を作っている感じです』いう事を良く言います。
デジカメで撮るときもそのような感じで当初撮っていたつもりですが、やはり写真を撮る感覚が強くありました。
そこでもっと楽に構えようと思い、ストレートな撮影方法以外のやり方を試しました。
そのおかげで徐々に絵を作る感覚になってきたかなと今年ぐらいから思い始めました。
では自分にとってビデオカメラで撮る方法とデジタルカメラで撮る方法の違いは何なのかとちょっと考えてみました。
ビデオカメラの場合は釣りをしている感じで、デジタルカメラの場合はハンティングをする感じなのかな〜と。
獲物を待つタイプと、捕りに行くタイプ。
まだまだ明確ではありませんがそんな感覚で作品を作れないかなと思っています。

Gweekに東京へ行きました。
今年で2回目ですね。
イメージフォーラムフェスティバルへ行って作品の反応を見たかったのと、児玉画廊さんとニュートロンさんの展覧会、知人が参加してる「アートアワード」を見に行きたかったのでレッツラゴ=と奮発して新幹線でシュシュと行ってきました。
その他、森美術館、新美術館、サントリー美術館の六本木美術館トライアングル周り、
勢いに乗って水戸芸術館へ。
水戸へは約8年ぶりに行き、駅周辺が発展した風景を見て浦島太郎のような気分になりつつフラフラと水戸芸へ。
美術館に向かって町を歩いてると、不思議と前に来たときの記憶というのは出てきてシミジミと振り返っていました。
あの頃は・・・・・と言い出すとセンチメンタルな話になるので書きません(笑)
展覧会はよかったです。映像系の展覧会だったのですが、展示の仕方などかなり興味を持って見れました。
毎回面白そうな展覧会をやってるのでちょくちょく行きたいのですか、遠いのが残念無念です。
ニュートロンさんへ行くときに、青山霊園を通ったのですが町中にいきなり墓地が広がっている光景はなんとも変な感じでした。墓地自体が町のように見えて不思議な感じがしました。東京の風景ってやっぱなんか変ですね。
イメージフォーラムフェスティバルは東京会場へ行ったのは5年ぶりでまたシミジミと。
自分の作品は上映会には不向きな作品だと常々思っていたのですが、ある映像作家さんに「上映会はある意味強制的なインスタレーションかな」という事を聞いてからかなり考え方が楽になりました。
何より上映会に出す事により、展覧会とは違った角度から作品と向き合う事ができる良い機会だと思っています。
しかし、Gweekほんと暑かったですね。
今年の8月から「愛知トリエンナーレ2010」が行われます。
私は公募企画の方で参加する事になりました。
詳細は後々で。
この企画は名古屋市にある「中川運河」という運河にスポットを当てた企画です。
中川運河は名古屋港から届く荷物を運ぶ為に作られた運河でしたが、陸路が発達した現在ではほぼ使われていなく、今では存在自体も知られていない運河になっています。
立ち並ぶ運河沿いの倉庫も空きが多くなり、廃墟のようになっていたりします。
そんな中川運河を少しでも再生させるため、中川運河の魅力をアートを通して伝えるのが本企画の趣旨です。
3月末にその企画のミーティングがあり、中川運河の下見をしました。
漁船を借りて運河を走ったのですが、この申請が中々難しく大変だったみたいです。
運河は商業目的(荷物の運搬)以外での通行が認められないとの事で、今回は特例で許可がおりたのですが、その申請に一生分の頭を使いはたいしたと企画者さんが言っていました。
しかし何とも運悪くその日は雨。
それでも強い雨ではなかったの何とか耐えれました。
海側から水門を通って、水門で通行料を払うのですがそれが何と手渡し。なんともローカルな方法です。
水門で水の高さを調節して運河に入るのですが、運河の方が低いため水門で一気に水が低くなる感覚は変な感じでした。
水源がないので運河を登っていくと川の色がどんどん濁り、何ともいえない色になっていました。
運河沿いの倉庫は老朽化なので取り壊され更地化が進んでいるみたいで、何もない空間が所々にみられます。
ここを観光資源として再生させたら良いのにと思うんですが、なかなか難しいみたいです。一時再生する話があったみたいですが、結局うやむやになってしまったと船の船長さんが言ってました。
この企画のおかげで最近運河にはまっていて、道頓堀にも出かけたりしてます。
今度はその事も書こうと思います。
展覧会は10月なので、じっくり作品を作っていこうと思っています。
ちょっとまじめな話を書こうと思います。
前に横浜のZAIMで「映像作品と市場」というシンポジウムが会った時の事を良い機会なので載せて置きます。
これはパネリストの森美術館のキュレーターさんが言っていた事です。
映像作品の問題点。
1:国際展で映像作品が増えている→すべてを見るのが難しい。
2:映像機器の進歩→古い機材が無い。
3:作品の保存→メディアが安定しないので保存するのが難しい。
4:空間の条件→機材の進歩で暗室に暗室にしなくても映像は見れるようになってきてるが、サウンドの問題がある。他の作品に影響を与えるので。でもこれも最近一点で聞けるスピーカーが出て来ているので解消されて行く問題みたい。
5:言語問題→字幕を入れる場合、翻訳にコストがかかる。特に英語圏以外の言語になる
とそのコストも上がり、翻訳してくれる人を探すのも大変。
1〜4に関して自分も思っていた事なのでやはりという感じでしたが、5は意外でした。
美術館側は初め映像作品を扱いだしたのは輸送費が少なくてすむからというがスタートだったらしいのですが、蓋を開けてみたら作品の裏側にかなりコストがかかる事を知ったらしいです。ビル・ヴィオラの展覧会のときなど、三管プロジェクター借りるため探していたが日本にはなく、急遽アメリカで購入したり、ヴィオラの作品はコンピューター制御なので、黒いボックスの固まりがいっぱいありそれを運ぶ輸送費が1000万ぐらいかかったのに見えてる部分はほんの一部。と大変だったとの事。
コレクションに関しても、DVDとマスターテープと作品証明書を桐の箱に入っていてそれを150万でポンと買えるかというとなかなか買えないらしい。1〜5の問題点が一緒に付いてくるので。
パネリストのギャラリストさんが言っていた事です。
映像作品を海外の美術館などに売るとき必ず、「マスターテープ」を付けろと
言われらしくそれが「mini-DV」ではダメで「ベータカム」じゃないと買ってくれないところがほとんどらしい。DVDの信頼性は低いみたいです。
最近メディアの変化が激しいためはデータでも良い所が増えて来てるみたいですが、それでも「テープで出せ」と言われるとの事。テープの信頼性はやはり高いなと思った。
あと映像作品を売り出そうとしても、ビデオアートのマーケットがないので売るのが難しいみたいです。
しかも最近はYou Tubeで自分の作品を公開している作家さんもいるらしく、益々売りにくいとの事。それを逆手にとって売り出して行くというてもあるけど・・・・・。難しい問題です。
ギャラリーで展覧会をしたさい、作品に値段を付けるのですがいつも悩みます。
発表させて頂けるかわりに少しでも還元出来ないかと思っているのですが難しいです。
映像機器の発達で映像作品が増えているのに対して市場は比例して上がらず何かほとんど平行線のままなんだなと思いました。
最近SDカードを使ったビデオカメラが増えてきましたが、私はDVで撮ってます。
撮ってもすぐに使わない素材もあるのでDVの方が便利です。
なので机の上に山が出来てます。
視覚的にもなぜか安心感を感じます。
先月末に1年ぶりに東京へ行ってきました。
始め夜行バスで行こう思ってましたが、ちょっとリッチに「ぷらっとこだま」。
京都から3時間半ぐらい。
おかげで富士山を見る事が出来ました。
「のぞみ」で行った時は気がついたら過ぎてるという感じだったので。
1日目は横浜美術館→国立新美術館→森美術館。
2日目は東京都現代美術館→小山登美夫ギャラリーなどのビル→gallery αM→レントゲンヴェルケ→INAXギャラリー→メゾンエルメスギャラリー→資生堂ギャラリー→東京都写真美術館。
3日目は原美術館。
2日目、かなりハードに動いてます。
よかったのは東京都現代美術館「レベッカ・ホルン展」。ピアノの鍵盤が動いたのを見れて幸運。メゾンエルメスギャラリー「小谷元彦展」もよかった。あそこのギャラリーは入るのに勇気がいります。
原美術館「ヤンフードン展」、横浜美術館「束芋展」は使っている機材と設置のしかたが気になって仕方がなかった。
東京へ行く度、何かしら変わっています。
ビルが植物のように生まれては枯れていくようなそんな感じがする。
首都高が蔓と行った感じでしょうか。
生まれ育った場所と正反対なので、ほんとビルの森を歩いてる感じがします。
そんな感じで何か作品できないか考えてました。
とある漫画で出てきた、「葛西臨海公園」へ行って見ました。
平日のしかも冬なので、人はまばら。
最近買った新たな相棒canon「PowerShot S90」で何枚かパシャリ。
あまり時間がなく長くはいれませんでしたが、また写真を撮りにきたいと思える場所でした。都会の騒々しさとは違って、のどかな時間の流れを感じる心地よかったです。
余談ですが、東京の名前の由来。「東の京」という意味で付けられたらしいです。元々は「東京府」だったのですが、1943年の都制により「東京都」になりました。
しかし、「東京都」。「東」を取ったら「京都」。これは偶然なのでしょうかね~。
かなり久々にがっつりと展覧会を見たせいか、年末ぐらいから落ちていた制作意欲が湧いてきました。リフレッシュは大切ですね。
遅いですが、あけましておめでとうございます。
昨年は展覧会の嵐で、良い一年だったと思います。去年の始めに東京で個展をやらせて頂いた事がすごく前の事のようで、でもまだ一年しかたってないのかとしみじみ思っています。今年も良い一年でありますように。
年末は実家に帰省。
大晦日は兄貴と二人墓参りをしました。
実家に住んでいた頃はあまり墓参りをする事がなかったのですが、京都に来てからはお盆と年末は参るようにしています。スピリチュアなことを信じている訳ではないのですが、行くと何か安心します。20代前半はあまり何も思いませんでしたがここ最近、そのような行事の大切さを感じています。
年末年始の冷え込みがすごく特に実家のある場所は平野で風が通りやすいので、風が痛かったです。実家の車を洗っていたら水がシャーベット状になりました(笑)。
年始は三年ぶりに名古屋造形の頃の同級生新年会に参加しました。
私が所属していた専攻、特に私が居た学年は人数か少なく仲が良かったので毎年のようにやっています。
在学していた頃にお世話になった助手さん達が来ていて、今年皆が28歳になる事に驚いてました。久々会う子もいましたが、どこかそのメンバーと会うと今でも学生のような気がして変な感じです。
最近は実家に帰ると気晴らしに近所の風景を撮りに行きます。

今は冬なので殺風景ですが、夏は緑、秋は黄金の風景が広がります。

高い建物がないので工場が目立ちます。見えているのは三O化学の工場です。
自分の作品の原点でしょうか?よくわかりませんが基準点にはなってるような気がします。
では、本年も宜しくお願い致します。