アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

秋。どんどん深まってゆきますね。
色づきはじめた紅葉もとてもきれい。
お元気ですか?


おかげさまで、私たちはこの秋も、どっぷり音楽の中にいます。


京都「flowing KARASUMA」でのエドツワキさんとのセッションにはじまり、四日市「frederika」、丹波「歌とピクニック」、東京「求道会館」、富山「45CAFE」、金沢「Kapo」 . . . と続いてきたこの1ヶ月。
色々な街で、その街の文化を生みだしている方々と出会い、その街の匂い . . . 喜ばしいことも、不安な気配も、全部まるごとたっぷり吸い込みながら、
ただただ精一杯、演奏させていただく毎日。


やはりなんといっても。
この街で、その街で、そんなふうに、しかと暮らしている方々に出会えることが、
mama!milkの音楽の一番の栄養であり、宝物であり、財産であることを、しみじみと感じるこの秋です。
みんな大好き。
ありがとうございます。
ひきつづき、心して演奏いたします。


もうひとつ。
おかげさまで、二象舎さんの展覧会「フラジャイル室内楽団」(恵文社一乗寺店)+期間限定ショップ(flowing KARASUMA)も、大盛況のうちに終了したそうです。
この展覧会のために作らせていただいた音楽「フラジャイル室内楽団のための組曲」が流れる会場で、
皆様が、楽しそうに、嬉しそうに、驚いたり、笑ったりしながら、オートマタで遊んでいらっしゃる光景は、私にも、とっても嬉しいものでした。
そう。
この音楽の上に、皆様の遊ぶオートマタのカタカタ、カラカラ廻る音や、笑い声が幾重にも重なって、音楽がふわりと膨らんでいくことにも、感激してしまいました。
ありがとうございました。
今回見逃してしまった方も、ご心配なさいませんよう。
この楽団、大人気のため、今後も12月の広島をはじめ、全国各地での展覧会が予定されているそう。
どうぞ楽しみにされていてくださいね。


今月はちょっと寄稿が遅れました。
ごめんなさい。
富山や金沢で遊んでいました。
とっても楽しかったんです。
ふふふ。


かしこ
祐子
mama!milk


写真は、三田村亮さん。10月10日の求道会館公演のリハーサルの模様。

IMG_2627ryo_mitamura_mamamilk.jpeg

mama!milk Quartet @ [東京] 求道会館  2011年10月10日 photo by ryo mitamura
井登友一:トロンボン, 清水恒輔:コントラバス, 生駒祐子:アコーディオン, 栗原務:ドラム

先日の、法然院での演奏会「ときのあとさき」では、本当にありがとうございました。
秋のはじまりの嵐を迎えての演奏会。
私にも、贅沢な時間でした。
こうして回を重ねてゆけることに感謝。


あれから、どんどん秋めいてゆきますね。


明日はいよいよmama!milkの新作「Nude」の一般発売+配信のはじまる日。
録音から発表まで、多くの方々に手をかけられながら、音楽が丁寧にパッケージされてゆく行程は、
何度見ても、新鮮で、良いものです。
皆様のすばらしいお仕事に感服しながら....


今は、次の作品の制作真っ最中。
10月に発表するアルバム「フラジャイル室内楽団のための組曲」は、
二象舎さんの新作オートマタ「フラジャイル室内楽団」の奏でる音楽。
その奥深い魅力 ...

丁寧に作られた木工からくりのシステムや、
そのシステムの上で繰り広げられる世界 etc...

については書くと長くなりますので、
是非、展覧会(二象舎「フラジャイル室内楽団」10月4日〜10日@恵文社一乗寺店)で、お手にとってご覧くださいね。
私も二象舎の世界に魅了されてしまったひとり。
何度もアトリエにおうかがいしながら作ってきた音楽の仕上げの作業中です。
ふう。


そう、システムと言えば、mama!milk、yuko ikomaと、kosuke shimizu のウェブサイトをあわせて、
株式会社フィールドさんにリニューアルしていただきました。
シンプルでくっきりした美しいデザインは、様々なアイデアを駆使して構築されたシステムの上に成り立っています。
この制作の行程も、驚きと感嘆の連続でした。


みんな、すごいな。


いよいよの秋。
実り多い、豊かな秋となりますよう。
美味しいもの、食べにいきましょうね。


かしこ
祐子
mama!milk


二象舎の新作オートマタ「フラジャイル室内楽団(Fragile Chamber Orchestra)」を紹介いたします。


automata / Kazuaki Harada
music / yuko ikoma
movie / kosuke shimizu


at Nizosha, Yamaguchi Japan
28 August 2011


詳しくはこちら。

この夏は激しい暑さがつづきましたけれど、明日はいよいよ大文字の送り火。
秋がはじまりますね。
お元気ですか?


そう、静岡、クレマチスの丘のヴァンジ彫刻庭園美術館でのキャンドルナイトコンサートは、
おかげさまで昨日無事終了しました。
たくさんの方の思いや力が重ねあわされて作られてゆく現場で、
ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻や、庭園の深い緑の匂い、
そして関わる方々から、色々なものをいただきながら、
この夜、この場に集うすべての方々と、音楽のあるひとときをご一緒できる、幸せ。
嬉しいことですね。


ちょうど、新作アルバム「Nude」もできあがりました。
今回のジャケットは、なにもかもそぎ落とされた、驚くほどミニマムなものになりました。
少々の危うさと、意外なほどの強靭さ。

2011年。
今年は、そんな年ですね。
なにもかも、シンプルなところから、もう一度、潔くスタートしようとしているようです。


では、夏の疲れを残しませんよう、
美味しいものをたくさんいただいて、ご自愛くださいね。
また、すぐに。

かしこ
祐子
mama!milk

mama!milk_nude_p.jpg

mama!milk 7th album "Nude"
[CD] 非塗工グリーティングケース仕様
デザイン:stompdesign 南知子さん
パッケージ印刷:築地活字さん

今年もこうして、夏が、来ましたね。
今頃は、どこでおすごしでしょう?


先日、長野の「ギャルリ夏至」さんで梅雨あけをむかえました。
夏の鮮烈な陽ざし。
きれいすぎて、毎日クラクラしていますけれど。
おかげさまでmama!milkの新作アルバム「Nude」、発表にむけての準備がはじまりました。
パッケージのデザイン案にハッとさせられたり、
音質はよりブラッシュアップされたり。


2011年に生まれた音楽「Nude」の新しい旅のはじまり。
なんだか、本能的で、野性的な、しなやかな旅になる予感。


それから。
また、新しい編成で演奏することになりました。
今度は、アコディオンとコントラバスに、トロンボン2本と、フルート2本のアンサンブル。

奏者の icchieさんや、イーノさんをイメージしながら、五線紙の上に音符をおいてみたり、動かしてみたり。
これまでに何度も演奏している曲も、編成がかわると、違う可能性が見えてきてスリリングですね。

今週末からリハーサルをはじめて、8月には、京都の「social kitchen」や、静岡の「ヴァンジ彫刻庭園美術館」にてお披露目です。
新しいアンサンブルは、どんなふうに響くのかしらん、と、とっても楽しみにしているところ。


まったく、クラクラしてしまう、この暑さや、色々のこと。
あいかわらず大変なことも続きますけれど、ひきつづき、しなやかに、すごしましょうね。

またすぐに。


かしこ
祐子
mama!milk

110714mama!milk.jpg

どの植物も、夏に向かってぐんぐんのびてゆきますね。
この頃はいかがおすごしですか?


今日はmama!milkの5月の演奏旅行のおみやげが2つ、あるんです。


一つは茨城のお店「sovasova」の記録。
つい先日3月11日まで、美味しいガレットや素敵なモノと一緒に人の集っていた楽しい場所は、私たちも演奏させていただく予定だった5月には、壁の大谷石はくずれ、光がさしこむ中に、ただピアノだけが残る静かな場所となっていました。そして、一昨日、この建物は取り壊されたそう。


もう一つは福岡、九州大学総合研究博物館の企画「Breathing 旧工学部知能機械実習工場展示」での演奏会、リハーサルの記録。ご一緒しているのは、約100年前の工作機械や骨格標本。私の隣は、ヒクイドリ。


月日の流れてゆく中で、
消えゆきながら、私たちの心に刻まれてゆくもの。
残りつづけて、新しい物語を紡ぐもの。


日々そんなことを感じたり、ご一緒する方々の生き様やなんかの、きれいなものをたくさん見ながら、
そう。決めました。


今度のmama!milkの新作アルバムのタイトルは「Nude ヌード」。
狂おしく、何があっても、しなやかに。そんなふうな新作です。


明日からまた旅行にでます。
6月14日の頃は、某作家さんのアトリエに籠ってレコーディング真っ最中の予定。ということで、今月のお手紙は少し早めに。


素敵な夏でありますよう。
かしこ


2011年6月8日
生駒祐子
mama!milk



piano: yuko ikoma, camera: kosuke shimizu
at sovasova(茨城) 2011年5月28日


sovasova_mama!milk.jpgありし日のsovasova


accordion: yuko ikoma, camera: kosuke shimizu
at 九州大学総合研究博物館内 旧工学部知能機械実習工場 (福岡) 2011年5月21日

初夏の木漏れが心地良いですね。
あれから、いかがおすごしでしすか?


この頃のmama!milkは、ひきつづき、新しいアルバムの制作中。
先日は、レコーディング・エンジニア庄司広光さんのスタジオでのミックスに立ちあってきました。


今作の録音会場「LIFT」は、大きな吹き抜けのあるギャラリー。この吹き抜けの下で私たちはセッションを繰りひろげ、吹き抜けの上で庄司さんが数本のマイクで一気に音を捕まえる、そんなレコーディングでした。
そして、それぞれのマイクで録音された音を混ぜあわせ、いちばん素敵な音にする作業が、ミックスです。


どんな音がいちばん素敵なのでしょう。
これが、ミックスの一番楽しい悩みどころです。


いつものmama!milkは、スタジオで作業をする時、ささやかな花をいけます。
「この花が生き生きとしてきたら、素敵な音。」と、匙加減を決めていきます。
そう。花はよく知っています。


でも今回、花のかわりに心にあったのは、
目をそらすことのできない日々のニュースや、何かが大きく変わりつつある予感。
それから、親しい人と一緒にすごした夜のこと、
このアルバム作品づくりに関わってくださっている方々のこと。
そして、どこかでこの音楽を聴いてくださる方の、これからの日々のことも。


そんなふうにして今、2011年のmama!milkの音楽が、作られています。
お届けまで、まだしばらくお時間いただきますけれど、楽しみにしていてくださいね。

ひきつづき、素敵な初夏でありますよう。


かしこ
生駒祐子
mama!milk


写真は三田村亮さん撮影。レコーディングの機材の様子。


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mama!milk recording session at LIFT, tokyo  photo by ryo mitamura 2011
録音:庄司広光

この春も、桜が満開になりましたね。
お花見はいかがでしたか?


地震から続く、この怒濤の1ヶ月。
あらゆる人が、それぞれの大切なものを守るために、それぞれの模索や行動をしている姿。
その人間本来のしなやかさや、むきだしのひたむきさに、心うたれたり、
恐怖や怒りに、心すくんだり、
美しい音楽や、言葉や、作品に、心ほころんだり、
と、私の心もずっと震えっぱなしですけれど、


この春も、桜が満開になりました。
季節や、生命がめぐりゆくことの美しさと強さが心に染みいる中、
mama!milkの新しいアルバムも、少しずつ、形をみせてきました。


地震直前の1週間、mama!milkは、東京のギャラリーLIFTでレコーディングをしていました。
おかげさまで、とても良いテイクを収録することができました。
この音源は、これからさらに、サウンドエンジニア、アートディレクター、レーベルプロデューサーetc..、多くの方々の手を経て、1枚のアルバムになります。
あまりにも大きなできごとに翻弄されながら、ではありますけれど、
新しい音楽の芽が伸びはじめました。
しなやかな友人知人の姿の眩しい、この春です。


皆様におかれましても、すくすくと、新芽をのばしてゆかれますよう。
新緑の瑞々しい頃に、お会いしましょう。


かしこ
生駒祐子
mama!milk


DPP_20039_ryomitamura_mama!milk2011.jpegmama!milk recording session at LIFT, tokyo  photo by ryo mitamura 2011
市原大資:トロンボン, 生駒祐子:アコーディオン, 栗原務:ドラム, 清水恒輔:コントラバス, 録音:庄司広光


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