
すっかり秋になり、今日はすこし寒い一日でした。
つい最近まで半袖で外には蚊がいたのに、季節とは不思議なものです。
寒い外から家に帰ってきてほっこり、床で寝てしまうことも多々あります。
今年も、どこかに紅葉を見に行けたら良いなと思いますが、
どの季節になにかしたい、どこか行きたいと思っても、
気付いた頃にはもう次の次の季節になっていたりしますね。
わたしは新しく始めたことがあり、毎日そのことで頭がいっぱいで、
なかなか新鮮な日々を送っています。
そんなこんなで10月のブログをお休みしてしまいごめんなさい。。
そんな中でもアトリエに行って手を動かす日々に変わりはないのですが、
効率よく動こうとするとできるものだなぁと楽観的に考えたりしています。
しかし、制作に対して頭が停止する時間が長かったりすると、焦点が定まらないようになったり、
なにか見失いそうになってしまう自分がいて弱いなと実感しています。
年内にしたいことが多々あります。
最近制作していたものを、11/12から旧尼崎警察署で開催するグループ展で発表します。
とても独特な空間で地下には留置所などもあり、そこで展示する方も数人いらっしゃいますが、
私は2階の元事務所のような部屋で展示します。
ここは使える電力が限られており、開催時間が平日は16時までで土日は17時までです。
私が展示する部屋はまったく電気が通っていないので、
自然光を出来るだけ生かし、小作品を数点展示しています。
太陽が出ている時間にお越し頂く事をおすすめします。
また京都のアンテルームというホテルでのグループ展に作品1点参加しています。
こちら会期は11/11から11/30までです。
ホテルに入ってすぐにギャラリーのようなスペースがあります。
すてきなほてるでした。
詳しくはスケジュールのところでお知らせします。
川北ゆう
11月になり、年末が更に近づいて来ました。
今年は例年になく気温の高い秋だなあ...と思っておりましたが、やっと少し風が冷たくなって来た気がします。
寒いのが苦手だったはずなのに、寒さを恋しがっている自分も居たり。暑いのも寒いのも、それぞれの季節の醍醐味をちゃんと感じたいからかもしれません。
ここのところ、制作モードの日々が続いています。そのため考えることも多いのですが、余裕がなくなって精神的に追い詰められてしまう時もあります。こういう状態の時は自分の中で消化できていないことが多いので、あまり外に向けて発信しないほうがいいかな...と思っています。
もともと自分の感情や考えを伝えることは上手くないのですが、上手くない、というより今は消耗してしまうという表現のほうが近いかもしれません。
絵を描くことも言葉を発することも、容量をオーバーすると、自分の中にある貯水タンクのようなものの中身がどんどん減って行くような気がします。どこかで給水して行かないと、いつか空っぽになってしまう。
深く静かな海に潜っていつか水面に顔を出す日を待つみたいに、絵を描きながらじっと心を研ぎ澄ませたいです。

写真は最近撮影したものです。夕暮れに染まる住宅地がとても綺麗でした。
写真は主に風景(中でも自然物、水面、空)を撮ることが圧倒的に多いのですが、私は家というモチーフにも惹かれていることに最近気付きました。家が人の気配や優しい表情を見せる瞬間が好きなんだと思います。
& ARTのブログリレーを書きはじめて今月でちょうど12回目、1年になりました。
僕たちはこの1年間、3人でローティションを組みながら、このブログをひと月も欠かさずに続継続してきました。intextのブログは毎月5日中にアップをするのですが、一回だけ間に合わず6日になってしまった日があります。忘れもしない3月5日。言い訳ですが、その日はちょうどdddギャラリーでおこなった展覧会のオープニングと重なっており、どうしてもアップする時間を確保できませんでした。非常に悔やしいです。
主観ですがintextのメンバーは日記のようなものを書くことに相当な抵抗があります。僕はまだマシな方だと思いますが、外山くんなんかは秘密主義的なところがあるので、毎回苦しみながら書いているんじゃないかと思います。だけど続けてきました。
僕たちは普段から頻繁に会っている訳じゃないし、お互いの私生活にも全くと言っていいほど干渉しないし、住んでいる地域も東京と京都で離れているし、もっと言うならばアートやデザインの話など、メンバー内でほとんどしたことがありません。けれど展覧会やライヴパフォーマンスの制作に入ると、示し合わせたかのように進んでいく。グループとはそういうものだと思っています。& ARTのインタヴューでも話していますが、個の主観的な蓄積がグループに繋がれば良い訳で、グループでのイデアの一本化は不要だという考えは今でも変わっていません。グループで活動する意義はその多様性にあります。
ただこのブログを書き始めて、他のメンバーの私的な考えが垣間見えた時はなかなかおもしろいものがあります。外山くんがダリウス・コンジが好きだということや、尾崎くんの某王手広告代理店へのdisなど、おそらくこのブログを通してでないと知ることのなかったことです。
月に一度、これくらいの情報量で、このくらいの距離感でメンバーと接する機会を密かに楽しんでいます。
楽しいことはやめられない。
2011.11.05
intext 見増勇介
今年も残すところ、あと2ヶ月...!!
今年は色々考えることが多い年でした。自身の制作の感じとしては、迷うことも多かったのですが、(すごく抽象的ですが)長いトンネルの出口が少し見えてきました。
と、1年間を振り返るにはまだ少し早いですね。
というわけで、今日は11月3日にソーシャルキッチンでおこなわれた、「ポートフォリオ・セッション」のことを少し。
「ポートフォリオ・セッション」というのは、大学の後輩というか、知り合いの作家というか、まあそういういわゆる仲間が中心になって企画しているもので、今回は第2回目でした。内容はというと、若手美術作家が自身の作品や活動についてプレゼンテーションし、かつ参加者も自由に発言できる意見交換の場(セッション)です。
今回は、松延総司さん、田中和人さん、明界要介さん、川口洋子さんの4名がプレゼンテーションしました。4名の作風もキャラクターもバラバラで面白かったです。ゆえに、セッションの内容も様々で「現代美術とは」という大きなテーマから、「場と関わるとは」とうような日本人、あるいは個人としてのアイデンティティーにも関わるようなテーマや、あるいはもう少し狭く、「写真とは」、「絵画とは」という技法的な(?)ところなど、終わる頃にはヘトヘトでした。。いや〜、でも面白かった。一人で悶々するのもいいけど、こうやって色んな人(必死で作ったり、考えたりしてる人)と話すのは楽しい。自分の甘さにも気づかされるし...。
全部書くとヘトヘトになるので、現代美術というものと、自身の作品(絵画)について考えたことを少し書きます。
「絵画は現代美術なのかどうか」という問い。かつては、現代美術である、ということをとても強く意識していました。こういう話は、結局のところ、言葉の定義の問題だといってしまえばそれまでですが、どのように考えているかで、作家のスタンスというか社会における立ち位置みたいなものがわかります。
僕は今は、絵画はとてもクラシックな表現だと思っています。タブローというものになってからでもかなりの時代が流れましたし、「絵画」と名付けられる以前の「絵画のようなもの」まで含めてしまえば、クラシックどころか原始的でさえあります。僕はそこにこそ絵画の魅力があるんじゃないかと思っています。
絵画は、広義での現代美術という言葉には含まれるとは思いますが、狭義での(ある種本来の)現代美術という言葉には含まれないと思います。それはやはり、絵画というシステムが使い古されているからです。メディアの新旧が、直接表現の新旧とはならないにしても...。
しかし、なんと名付ければ良いかわかりませんがいわゆる「現代絵画」ではあるべきだと思っています。現代の世界、現代の世界観、思想、それらを反映させたいと思っています。
今のとこはあまりまとまっていないので、これ以上書くとぐちゃぐちゃになりそうなので、ここらで勘弁してください。すでにぐちゃぐちゃかもしれませんが...。
まあ、とにもかくにもポートフォリオ・セッションは面白い、ということです。
先日のセッションに参加していた人たちは、作風や立場は違っても、いかにして社会にコミットしていくかという意識を、皆が強く持っていたように感じました。第3回が楽しみです☆
今年ももう11月ですね。3月がはるか遠くのことのように思います。
去年から、今年にかけて意図的に映像の幅を広げてきました。
映像作家の前田真二郎さんにおさそい頂き、ドキュメンタリーの企画にも参加させて頂いたり、
写真の作品を発表したり。でもやってみると技術的には見直すことが多いにしても、
それなりにしっくりと、考えてることや、やろうとしているということに馴染んでいきました。
特にドキュメンタリーの映像作品は気づきが多く、制作の手法や、
デジタルの写真を素材にしていること、表象してくる映像、自身の生き方、
などに自身の中でひとつの芯が通ったようにおもいます。
幼少の頃に突きつけられた「ノストラダムス」などから、
世界の終りに気づいたことからはじまっているということに気がつきました。
ひどく込み入った話なので説明したり言語化したりするのが、
まだまだむずかしいのですが。よろしければご覧ください。ホームページも秀逸です。
Between Yesterday & Tomorrow
http://solchord.jp/byt/byt-2nd.html
Between Yesterday & Tomorrow landscape 001
Between Yesterday & Tomorrow landscape 002
最後に今年制作し発表した作品のリストを。備忘録としても。
あることbeing/something、overlap 、BYT landscape001_002(ドキュメンタリー)、
生きるということ(実写)、moments(写真)、the layers of everything、
moving上映会オープニングロゴ制作(笑)、moving DVDのオーサリング(笑)、
the outline of everything:2nd sense of touch、
happy times 、the outline of everything:Kobe Installation(仮、12月発表予定)
今週末東京に行く予定です。
宮永亮さん、八木良太さん、彦坂敏昭さんの個展や、
やなぎみわさんの演劇を見てこようかなと思っております。
東京には運良く、知り合いの展示が固まった時に行きます。
最近は2、3カ月に一回ペースですね。
宮永さん、八木さんは&ARTにも掲載されている京都の作家で、
彦坂さんは以前美術館のパーティーでお会いした、僕と同い年の作家さんです。
同い年というのは刺激になりますね。
先日東京に行った時は横浜トリエンナーレと、東京都現代美術館で開催されていた、
MOTコレクション、名和晃平さんの個展「シンセンス」を見てきました。
横浜トリエンナーレは金理有さんと八木さんが目当てでした。
その前は少し期間空きますが東京都現代美術館「MOTアニュアル2011」と
MORI YU GALLERYでの小沢さかえさんの個展などを見に行きました。
MOTアニュアル2011は富山出身京都在住の作家 木藤純子さん、
そして八木さんの展示が目当てでした。
ここまで書いて異様に八木さんの展示が入っていることに気付きました。
別に狙ってるわけじゃないのですが、よくよく考えて見ると、
今年東京で八木さんの展示がみられる期間は異常に長かったんですね。
実に合計半年程度。関西の展示にも出しているし、すごいハイペースです。
僕も見習わないと。
さて、自作の制作に向けて動き始めております。
半年間情報収集と、自分の向かう方向を定めていたような時期が続きましたが、
いよいよ本格始動です。
まだまだお知らせできる段階ではないので具体的には言えないですが、
今までの作品スタイルではどうしてもできなかったことに、
今までやってきたことを全部リセットして挑戦しようと考えています。
またこのブログでも報告していきます。
こんにちは、原 摩利彦です。
暑くなったり、寒くなったりの毎日ですね。
9月から10月にかけてのライブラッシュ(といってもそこまで多くはないのですが)
も一息ついて、今は12月の舞台の作曲に集中しています。
さて、先日鴨川沿いにあるゲーテインスティテュート、ヴィラ鴨川が公式にオープンしました。ここはドイツのアーティスト・イン・レジデンス施設です。
1カ月ほど前から、Villa鴨川に滞在しているミュージシャン、Andi Otto(アンディ・オットーhttp://www.andiotto.com/)と交流を持ち、セッションを重ねてきました。
彼はハンブルグ出身で「Fello」というチェロとセンサー、ソフトウェアを組み合わせたシステムをアムステルダムの実験スタジオSTEIMの協力のもと、開発しています。
10月26日に開催された開所式では、ヴルフドイツ連邦共和国大統領や門川市長が出席する中、アンディとともに演奏しました。アンディのチェロ(Fello)ソロの演奏の後、僕はキーボードで参加。キーボードの音を彼がチェロの弓だけでコントロールするというものでした。僕の演奏に彼が反応し、リアルタイムに加工された音を聴いて、反応して弾くのはなかなか難しい。
演奏時間は5分。構成は大体決めてあり、実際ほとんど使いませんでしたが、隠れモチーフは、シ♭、ラ、ド、シ(ナチュラル)。これはドイツの音名でB-A-C-H、バッハです。作曲と即興の間を行き来しながらの興奮の5分でした。

予想以上に反応がよくて、壇上で大統領に握手してもらい、その後もたくさんの人に声をかけてもらいました。
(海軍のような格好をした大統領の付き人に古典的なジョークでからかわれました...)
演奏が終わって控え室に入って、twitterを見ると伊勢谷友介監督新作『セイジ -陸の魚-』(音楽監督:渋谷慶一郎)の情報が解禁に!!!参加アーティストは、OVAL、ミカ・ヴァイニオ(ex. PAN SONIC)、evala、真鍋大度、Ametsub、永井聖一(相対性理論)、原 摩利彦です。東京国際映画祭の特別招待作品で上映されたようですが、一般公開は来年のようです。
『セイジ -陸の魚-』
http://www.seiji-sakana.com/
http://natalie.mu/music/news/58661
今週は、桑折現さんの舞台(http://dots.jp/boat/)のリハーサルで川崎へ。再来週はフランスへと向かいます。ナントのLe Lieu Uniqueという場所で、11月15日にrimacona / 原 摩利彦のライブです。
http://www.lelieuunique.com/site/index.php/2011/11/15/man-180-retour-du-japon/
霜月は勝負の月です。