アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

先日intextのメンバーが結婚式をあげました。非常にめでたい。


自分自身も2年前に入籍し、結婚式を挙げた。それまでは結婚ということに願望・憧れというものは一切なかった。一人で過ごすことは苦痛ではなかった。むしろ気楽で良かった。しかし今の嫁さんと知り合ってから変わった。一人でいるより、二人でいる方が楽しかったし、うれしかった。一人でいるときは自問自答のように考えていたことを、相談できるようになった。その返答は自分とは全然違う意見であり、視点の違う意見。そしてそれは自分のモノの見方、考え方を広げてくれた。


結婚してから子どもが産まれて、1年半になる。子どもの反応の素直さに驚いた。初めて苦いものを舐めてしまったときには、ちゃんと苦い表情をした。教えてもないのに苦い顔をする。言葉をしゃべれないから笑いにも種類があって、使い分けて僕らに楽しさを伝えてくる。大人の自分より器用で表現が豊か。積み木で遊んでも、積み木じゃないものを時々挟んでくる。そして積むことより、積んだ後の破壊が一番楽しいみたいである。そしてまた積み始める。これも視点の違いなのかと考える。


断然、一人でいたときより二人三人になった方が、自分が成長していることに気づく。結果、結婚は良いものだ。先日のメンバーの結婚式で改めてそう感じた。


近い将来、残りのメンバーも結婚するだろう。早くこの感覚を共有したい。そうすれば、ユニットも幅が広がるのではと期待しつつ...


2011.09.05
intext 尾崎祐介

台風、かなりの被害が出ているようですね。
僕の住む枚方ではとくに大きな被害も出ていないようですが、テレビやネットで見ると、まだ雨が降り続く場所もあるようでこれ以上の被害が出ないか心配です。


さてごく最近、ツイッターとやらをはじめてみたんですが、その中でも情報がとびかっております。3月の震災の時もそうだったみたいですが、ネット上の情報が役立ったり、逆に誤った内容により混乱を招いたりと、一長一短あることは確かです。


僕はもともとデジタル系は苦手な方なので、SNS系のものはまったく手を出しておりませんでした。たぶんこの「系」でくくってる時点で苦手なことがわかるかもしれませんね。
昨年、知人からフェイスブックに誘ってもらい、登録だけはしたのですが、何もしないままかなり長い間放置しておりました。しかし、フェイスブックの性質上、僕がノータッチでも知人から「友達リクエスト」っていうのが届いたりします。そうこうしているうちに、「友達」の数だけはそこそこ増えていっておりました。
そんな中、GW頃にケータイが故障してしまい、ついでにスマートフォンに機種変更してみました。知人にスマートフォンでフェイスブックができると聞いたので、おそるおそる始めてみて現在にいたります。
しばらく使ってみると、ツイッターというものにも少し興味が出てきました。たぶん多くの方はこちらの方が先なんじゃないかと思いますが。
(本当のところは、好きな芸人さんがツイッターを始めてから、あまりにブログの更新が滞っているので、仕方なく...、という...)


それぞれに特徴があり、長所や短所があるのでしょうが、さほど使いこなしてはおりません。なので、それぞれについてうまく説明はできませんが、ただ漠然と、使用前と後では、僕自身の世界の構造が変わったことは確かです。
海外に居る知人との距離感が近くなったり、久しく会っていなかった知人に再会したりと、このネットワークが作る「出会い」に結びつきを感じずにはいられません。
けれど、この結びつきだけでは本当の結びつきではない、とアナログ人間的な思考がなくなるわけではなく...。


最近フェイスブックで再会した作家からのメッセージ「ネットの宇宙に生まれたて」に対して、「ネットの宇宙で遭難中」と返信しました。まさにそんな感じです。ここにある種の世界(宇宙)があることは確かだし、その中に自分の存在があることも確か。けれど、その座標がイマイチわかりません。


でもまあ、作家をしている限り発信していく必要はあるので、さほど悪いものではないと今のとこ思っていますし、ぼちぼち活用していければなあ、と。
@hasegawaichirou、気が向いたらフォローしてみてくださいませ。

こんばんは。花岡です。
久しぶりのブログになってしまいました・・。&ARTさん申し訳ありません。

ここ1ヶ月ほど、自分のアトリエにこもっておりました。籠もると言っても夜にはちゃんと家に帰ります。
9月からはじまる展覧会にむけて制作をしていました。もうはじまってしまいましたが。

制作といっても。実際は手を動かしている時間よりも、木を眺めながらイスにすわりボーっとしている時間のほうが8割を占めています。しかし、ボーっとしているといっても何も考えずただただ鼻水たらしている訳ではありません。あたり前ですが。

頭の中で考えていることを実際に具現化すると、ほとんどは頭の中にあったイメージよりも何ランクか下のものが出現します。
制作はそこからスタートします。これは立体的なものをつくる時に限りますが。

平面や映像を扱うときにはあまりランクは下がりません。むしろランク以上のものがよくでてきます。


このことはいったい何を示唆しているのでしょう。

それは自分がなにかものを見るときに、限りなく彫刻目線になっていることを意味します。

彫刻は基本的には三次元ですから、、必ずこの世に存在する物質(素材)と対峙しなければなりません。フィクションをつくっているつもりでも、ふとした瞬間にいきなり現実に戻されるのです。
彫刻は所詮はただの物質なのです。


そのため普段自分が三次元のものをつくっているときには常に


「どうせコレもただの物質なんでしょ?結局。」


「あそこに落ちている石ころも、トイレに置いてある芳香剤も。」


「レンタルビデオ屋のDVDも、そして自分のこの身体も、この身体に流れている血液も毛細血管も、爪も鼻くそも、どうせただの物質でしょ?」


みたいな事を目の前にあるつくりかけの作品(物質)にたいして問いかけながら制作しているので、なかなか作業がはかどりません。

それに対し平面や映像は普段扱い慣れていないせいなのか、視覚的なイリュージョンが優先されているせいなのか、三次元とはまた違った感覚でものができあがっていきます。
特にパソコンは頭の中では考えられないようなものがボタンを押すだけで大量にでてきます。
普段のものの見方が彫刻目線なだけに、とても新鮮に感じてしまいます。

そしてこのように、複数のメディアでひとつのコンセプトを探求するということは、作品と自分との距離を一定に保ってくれて、毎回客観的な自分に戻してくれるように思います。


そんな展覧会が昨日からはじまりました。

もしかしたら台風まだいるかもしれませんが4日はオープニングパーティーがあります。
お時間ありましたら是非おこしください。


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花岡伸宏 個展 「不在のための構成」
2011.09.01~09.24

※オープニングパーティー 9月4日の18:00~ 参加費無料


場所 ART SPACE ZERO-ONE
http://kenichi-takasu.com/zero-one/access.html


※注意 ギャラリーは予約制となっています。
HPで事前にご予約の上お越しください。
http://kenichi-takasu.com/zero-one


詳細ページはコチラ http://kenichi-takasu.com/villain/


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あと偶然なのですが
大阪でほとんど同じ会期で、木内貴志さんも個展をされています。
詳しくはこちらです。 勝手にリンク貼らせていただきました・・・。すみません。

http://www.kiuchism.com/works/index.php?catid=30&subcatid=44


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あと神戸で写真の展覧会にも参加しています。
詳しくはこちらです。
かなりたくさんの作家さんが参加されているので楽しみです。出会いの予感
http://www.cap-kobe.com/studio_y3/2011/08/13140304.html


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という感じでいつものように無理やり告知もできたところで

今夜歌います。


中村素也さんで「ultra soul


おやすみなさい。


夏ですね。
季節感を感じないタイプの方でも、さすがに夏の暑さは無視できないんじゃないでしょうか?
ここ数年、秋に展覧会なんかがあって、8月に夏休みの宿題に追われる様に過してることが多い気がします。
「今年もバカンスおあずけ〜」が自身の夏の季語となってきてますな。

ということで、そんな夏に相応しい作品を今月は取り上げて・・・と思ったのですが、特に思いつかず。
これ書いてる本日は久々に1日雨なんですが、先週くらいまではカンカン照り(って最近言わなくなりましたね)が続いて毎日、日射病(これも「熱中症」に取って代わられましたね)寸前でした。
もう、毎日が雨乞いですわ。雨乞い、尼恋い、海女来い・・・。


ということで、強引ですが今月の作品:


&artkiuchi1182.JPG


ムラギしマナヴ 作 (タイトル不明)


相変わらずの下手なスナップで申し訳ない。
真ん中にあるドクロ姉さんが傘(?)をさして踊ってる様な図の作品です。
周辺は筆者の作品群。場末のアトリエの一角です。


アップがこちら。


&artkiuchi1183.JPG


この作品は、前回の碓井さん同様、2009年の「放課後の展覧会」で御一緒したムラギしさんにいただいたものです。
この時、多数のペインティング、ドローイング、コラージュ、等を展示されてまして、その中に出されていた一枚です。
僕の出してた自身の版画作品と交換していただきました。


「どれがいい?」と聞かれて、他にも欲しい作品多数有りましたが、展示中から気に入っていたこれを迷わず選びました。
作品はキャンバス布の下塗りしてない生地に直接描かれた感じのもので、キャンバス張りもされておらず、描き損じの布に加筆したかのような風合いで、そのラウドな感じが展示も含め、コッケー!・・じゃなくてカッケー!
いや、ある種滑稽でかっけー!
そして「葬式無用」と「戒名不要」という画中に描かれたモンクもパンク!
てな感じでカッケー!コッケー!コケッコーッ!
と、ドクロ姉さんと一緒に踊り出したくなるような、そんな感じです。(←どんな感じや?)


画面端に見切れてる犬かなにかの後ろ姿もまた意味深長ですな。
なんとなく、正月にドクロもって練り歩いて民衆に嫌がられた一休さんを思い出してしまいます。


ムラギしコレクションはこれワンピース、だなんてケチなことは言いません。
あとワンピースあります。


&artkiuchi1181.JPG


こちらは今年の氏の個展の際に購入した作品。
キャンバス作品なのですが、驚くほどの低価格なので思わず購入してしまいました。
画家は偉くなると「号、いくら?」みたいなサイズでの価値が付くみたいですが、ムラギし氏に価格について尋ねると「作品の満足度」で価格差を付けてるとのこと。
らしい話ですな。


ということで、作者のムラギしさんの多才ぶりに触れ出したらまた長くなるので、詳しくはムラギしさんのホームページで。


ちなみに、こういうのも。


&artkiuchi1184.JPG


こちらは氏が昨年関わっておられた「スコッププロジェクト」で作られたクッキーの箱。
もしやこれは、原画が僕の持ってるやつじゃない?
こりゃ、マイコレクションがさらにプレミアな一品となりました。ウシシシ〜!


そんなムラギしさんですが、学生時代は映像を専攻されていて、映像やアニメ作品も多数作られてます。
10月にはシュヴァンクマイエル(舌、噛みそう)関連イベントにも参加されます。
詳細はこちらで。
&ARTでおなじみの林の勇気くんの名前もありますね〜。


ということで、また来月!


・・・あ、忘れてた。
僕も9月にささやかながら3年ぶりの個展をするんやった!
ということでそれに関しては「展示・イベント情報」コーナーで。
「ささやかな個展」という内容に嘘、偽りなしの予定です。

こんにちは、Antenna市村です。


すっかり二回も飛ばしてしまいました。
すみません。。


前回(といってもだいぶ前ですが)、次回はハローワーク編と言ったので、
今回はその話からします。


僕は3月まで大学に勤めていましたが、契約が満了して退職しました。
次の仕事も決まっていないので、失業手当を受給するために公共職業案内所に行きました。


で、職業相談ってのがあるのですよ。
職員(相談員)の方に相談するわけで、そこで、職歴が明らかになるのです。
いままで、美術系の高校や大学で働いていました。


美術系の教育の求人なんてあんまないよ、って話から、
次第に雲行きが怪しくなっていきました。。


30過ぎてまだ結婚もしていないのでしょう、
これから結婚して子供ができたりしたら、、とか、
ご両親もいい年になってきたでしょう、
万が一の場合は、相続するだけで相続税がかかるので、
そこで大きな出費があるのですよ、、とか、
だって蓄えてないでしょ的な、、


いかにお金がかかるかってことを、諭すかのように説明してくれました。
初対面にもかかわらずこんなに僕のことを心配してくれるのですから、
きっとあのおっちゃんは僕のことが好きだったんだと思います。


でも、たんに今まで美術教育関係の仕事をしてきただけなんすけどね、
それだけでこれですよ。。諭されるんですよ。。
その時は作品つくって生きてます、なんて言えませんでした。。


で、またもや思うのです、前回の警察官の時みたいに、
職安の相談員がアーティストに仕事紹介できるような感じになればいいのにって。


なんかよくないすか、
え、あなた絵描けるの、
じゃあ、いまこんな仕事来てるけどどう?みたいな。


公共の職安がそんなんなるって、よくないすか。
そんな世の中になったらいいですね。。ほんとに!


そのためにはアートに関わる側も、アートは特別という考えをなくした方がいいのかなっとも思います。
あのおっちゃんが職業案内に関わる仕事をしているように、
こちらもアートに関わる仕事をしている、って感じで、
色々な職種を同格の存在として認め合うことが必要なのかなと思います。
そんな話をいつかあの相談人の方とできる日が来ることを願ってやみません。


さて、話は変わりますが、
この度、Antennaとは別に新しいチームを作ってプロジェクトを立ち上げました。


「Antenna Media」と言います。


長くなるので詳細はぜひWebをご覧下さい(説明をサボってる訳じゃないですよ!)
www.antenna-media.com

ほんとに、また改めてご紹介しますね。


それに伴って、最近は毎日新しいスペースの改装作業をしています。

111.jpg

ほぼ毎日いますので、
河原町五条を通りかかる方がいれば僕に優しい言葉をかけにきてくださいね。

AM.jpg


次回は、「Antenna Media説明編」と「恐竜博物館編」の二本立てでお送りする予定です。


わっしょい!


市村恵介

夜が来るのも早くなり、秋の虫の声もちらほら。。。
んんん?、、、でも!まだまだ暑いですね。。。


8月初旬は舞台公演のスタッフとしてシンガポールに行ってきました。
なぜだか向こうは日本より涼しくて、それに景気も良いためか建物の中は冷房がものすごく効いています。


劇場はドリアンの形のエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ。
esplanade.jpg


公演は「"It's just me, coughing"  "Yokohama stay", Double bill / Zan Yamashita」。
cough.jpg


照明・音響・映像チーム。みんな長袖必須の劇場生活でした。
technical.jpg


ほとんどは劇場ひきこもりながら、空き時間でちょこまかは楽しんだり、です。
宿泊先のすぐ隣にあった美術館、シンガポール・アートミュージアムでの子供向けの展覧会「Art Garden」がとても楽しく~。

前庭にはバルーンの大きなうさぎの作品が寝っころがっていて可愛い!
(この子は夜や雨の日は空気を抜いてしまわれてるのです。)
大人向けには映像展が開催中でポンピドゥーからたくさん作品が来ていて、これも良かったです。


ミュージアムショップでぬいぐるみを入手。。。いまうちで寝っころがっています。
usagi.JPG

帰ってきたらちょうど猛暑がはじまり、ただいまヘロヘロです。
うさぎみたくただただ寝っころがりたい思いです。


私は秋が好きで、秋がほんとに待ち遠しいです。
しかしそう言えば、8月の終わりの楽しみは、ひとつありました。
吉増剛造さんファンの私なのですが、同じく吉増さん好きの友人と8月の終わりにはいつも「八月の夕暮れ、一角獣よ」の詩文の一節をメールで投げ合うのです。
じりじりして苦手な夏も、この詩に触れれば深く暮れてゆき、とっても静かな気分になれるのです。今年はどの一節を投げようかしら、と。


それではみなさんにこの詩の
いちばん最初の行と
 

  空は一枚の兆し、澄んだ耳が立つ、静かに、響け、門のひらくとき


いちばん最後の行を


  八月の終り、獣の息にちかづいてゆく、とても静かだ


おくっておきます。

(沖積社 現代詩人コレクション 吉増剛造『八月の夕暮れ、一角獣よ』)

この夏は激しい暑さがつづきましたけれど、明日はいよいよ大文字の送り火。
秋がはじまりますね。
お元気ですか?


そう、静岡、クレマチスの丘のヴァンジ彫刻庭園美術館でのキャンドルナイトコンサートは、
おかげさまで昨日無事終了しました。
たくさんの方の思いや力が重ねあわされて作られてゆく現場で、
ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻や、庭園の深い緑の匂い、
そして関わる方々から、色々なものをいただきながら、
この夜、この場に集うすべての方々と、音楽のあるひとときをご一緒できる、幸せ。
嬉しいことですね。


ちょうど、新作アルバム「Nude」もできあがりました。
今回のジャケットは、なにもかもそぎ落とされた、驚くほどミニマムなものになりました。
少々の危うさと、意外なほどの強靭さ。

2011年。
今年は、そんな年ですね。
なにもかも、シンプルなところから、もう一度、潔くスタートしようとしているようです。


では、夏の疲れを残しませんよう、
美味しいものをたくさんいただいて、ご自愛くださいね。
また、すぐに。

かしこ
祐子
mama!milk

mama!milk_nude_p.jpg

mama!milk 7th album "Nude"
[CD] 非塗工グリーティングケース仕様
デザイン:stompdesign 南知子さん
パッケージ印刷:築地活字さん


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