アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

年始から展覧会がいくつかありましたが、
いまは制作と仕事の日々です。
今年から来年にかけて制作する予定の映画の為のサンプルと、
いくつかの展覧会の為の映像を制作しています。


ここ数年で映画館での発表はいくつかありましたが、
上映した作品も展覧会や展示を前提とした映像が多かったです。
なんとなく映画に対する関心が薄れていたように思います。
映像作家の前田真二郎さんにお声がけいただいて参加した
「BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW」が切っ掛けになり
「声」と映画にたいしての気持ちを少しずつとりもどせたように思います。
とりもどすというか、気持ちはずっとあったのかもれませんが。
近くて遠い映画。
すこし距離をおこうとしていたんだろうなと思っています。
今は自身の中で熱を帯びている気がします。
絵コンテのようなドローイングのような、絵と言葉をかきながら、
同時にサンプルの映像を制作しています。
とてもたのしんでいますが、随分と先は長そうです。


11月の展覧会の打ち合わせで、表現を前にすすめるのは
思考か新しい技術かという話になりました。
これはぼく自身とても関心のある事柄で、
ぼくは新しい技術や道具やアプリケーションやメディアが、
誤用も含めて新しい思考を生み出し、新しい表現を生み出すと思っています。
それらが社会のかたちや生き方をかえてしまうことも、ぼくたちは現在進行形で体験し知っています。
そういった状況の反動で、もう一度、地に足をつけて、身体性や物質性に回帰するという
ようなことを、見聞きすることもあるのですが、少し懐疑的に思っています。
昨日ききにいったトークイベントの中でもネットをオフラインにする時間を購入する時代がくるかもしれないという話がでてきました。
流行になりそうだし、おもしろかったのですが、それは仕事疲れの対処の方法や状況への反動なのかな。
間違いなく技術は進んでいくだろうし、時代は不可逆なんだと思います。
きっとどうしようもないことなのです。
身体の遅さや重さが際立つこの時代とこれから先の時代で何ができるのかということを考えていきたいです。


とりとめもなく文章をかいてしまましたが、7月7日に久しぶりに映像のライブをいたします。
映像のライブは去年の高尾小フェスでSJQのsonirさんとライブした時から
休んでいたので1年ぶりになります。よろしくお願いいたします。


■ゆーきゃんpresents 『なつのわだち tanabata edition』
日時:2013年7月7日 OPEN 18:00 / START 18:30
会場:OOH-LA-LA(京都)
出演:渡辺シュンスケ[Schroeder-Headz,cafelon]× 林勇気(映像作家)
   桜井まみ × いちかわともこ(画家)
   ゆーきゃん × 足田メロウ(画家)
入場料:前売 1,800円 / 当日 2,000円(いずれも別途1ドリンク要)
supported by & ART


詳細はこちらです
http://www.andart.jp/artist/ashida_mellow/schedule/20130614_1202.php

個展が終了し、1ヶ月経ちました。
今更ですが、ご来場頂いた皆さまありがとうございました。


今回の個展で、一番試してみたかったのは、暗室での展示でした。
ギャラリーキャプションは、元ラムネ工場を改装ギャラリーで、そこかしらにその痕跡が残っている場所です。
その中でも、窓の曇りガラスが特徴的で、そこから入る光がとても奇麗な印象なギャラリーです。
ある意味、光のある空間で展示をしてきた背景の基になっているのかもしれません。
なのでキャプションで展示するときは、当たり前のごとく、空間の光を基準に展示構成を考えてきました。
だからこそ、暗室で展示を試みる意味があると思った次第です。


カッティングシートで窓ガラスを塞いで行くと、次第に時間が止まって行くような妙な感覚に襲われました。
展覧会が終わるまでその感覚はずっとあり、搬出をするときにはスタッフさんが一気にカッティングシートを剥がした瞬間、時間が急激に動き出すようなそんな感覚を受けました。
空間が光を欲していることに、改めて気付かされた気がします。


空間で映像を見せることの意味を再度検証できる機会になり、自分にとってはとても印象に残る個展になりました。
良い意味でも、悪い意味でも。


solo.JPG


どうも皆様、大変にご無沙汰しておりました。約9ヶ月ぶりのお目見えとなります。
ヤマガミユキヒロでございます。


もうすっかり忘れ去られているかとは思いますが、はい、一応ブログリレー毎月6日担当のヤマガミでございます。
でももう言い訳とかは言いませんよ。はい。
「忙しさにかまけて、すっかり忘れておりました。」
この一言に尽きます。すみません。
編集長の「今月はアップせいや、ごらぁ!」(本当はもっと優しい言い方です)の鶴の一声が無ければ、今頃もアップを忘れ飄々としていたに違いありません。。
来月は!来月こそは!きっと必ず期日を守ります!!
*というか、来月の僕のブリグリレー担当日は2週間後なのですね〜。。。


で、本題。


の前に、少し宣伝させてください。


すみだ川アートプロジェクト2013に作品展示で参加させていただいております。
期日は2013年6月15日〜7月31日
展示場所ですが2会場あります。


1 アサヒアートスクエア
開館時間|平日 14:00〜20:00|土日祝 12:00〜20:00|火曜日定休
アクセスは、こちら


2 アサヒグループ本社1階ロビー
開館時間|10:00〜17:30|定休なし(土日は守衛さんがいらっしゃいますが、作品を見たいと言えば入れます)
なお、アサヒグループ本社ロビーの作品は警備の関係のため17:30まででご観覧終了ですのでお気をつけ下さい。


*すみだ川アートプロジェクト2013では毎日イベントが開催しております。
イベントスケジュールは、
>>公式サイト
>>フライヤーPDF
でご確認ください。
イベント開催中でも作品はいつでも見れます。お気軽にお越し下さい。


で、改めて、本題。


僕は行ってた高校が普通科で、部活も美術部ではなかったため、美術大学の受験のため所謂、画塾とか研究所なるところに通っておりました。
知らない方もいらっしゃるでしょうから簡単に説明しますと、美術系大学の入学試験は、主に実技試験が行われます。僕は主に油絵とか洋画などの西洋絵画のコースへの進学を希望していたので、その入学試験にあった実技訓練を受けるのです。画塾や研究所というのは、通称のようなもので、本当に一般大学で言うところの「塾」です。入学試験に備えた、専門的な訓練校ですね。
そんなところに行かずに、生まれ持った才能で大学に入学してくる賢者もいらっしゃいますが、僕が大学受験をした15年以上の昔は、受験倍率もかなり高めで、割と訓練校へ行く学生が多かった様に思います。
僕も例に漏れず、行っておりました。高校に入ってすぐ位から通ってましたっけ。


ただ、僕が高校時代に通っていた所は、一般的な画塾とは違っておりました。
いわゆる画家先生の自宅兼アトリエにお邪魔する。というかたちのものです。受験用の訓練校という感じではなく、のんびりと絵を描く的な所でしたね。
高校時代はずっとこの個人の先生のアトリエに通っておりました。結局は、一般的な画塾に入り、大学へ進学しましたけど。
しかしながら、そのときの経験が印象的で今も時々思い出します。


その先生は、バリバリのリアリズム絵画の先生で、本当に「写真みたいな絵」を描く人でした。先生のお気に入りのモチーフは、バリバリのリアリズム絵画には欠かせない「牛頭骨」とか「ウサギの肉」とか「美人さんの裸体」とかではなく、なぜか「紙風船」「張り子の虎」でした。今考えても「なぜ??」と思ってしまいますが。
しかしながら、テクニックは秀逸で、素早く下描きをして、速攻本描きで、丁寧に仕上げていきました。側で制作過程を見れてよかったと思います。いろいろ、勉強になりますね。横で見ることは。「技術は目で盗め」ってのもあながち間違ってないですね。師匠、先輩の一挙一投足を観察することは大切です。


僕は一応「受験対策」としてその先生のアトリエに通っていたのですが、いわゆる「受験対策」といった感じで教わることは一度も無かったのです。普通はね、過去の問題を検証して、今年はこういうのが問題に出そうだとか、とりあえず去年の問題(モチーフ)を描いてみろ、と言った感じで「受験対策」が行われるのですが。
僕がその先生に教わったのは
1 鉛筆で、白い石膏でできた、立方体の描き方
2 鉛筆で、白い石膏でできた、三角柱の描き方
3 鉛筆で、白い石膏でできた、円柱の描き方
4 鉛筆で、白い石膏でできた、三角錐の描き方
5 鉛筆で、白い石膏でできた、球体の描き方
以上。
後は宿題というか毎日のトレーニングで、スケッチブックを黒く塗る(ただし途切れることの無く、一筆書きでスケッチブックを塗りつぶす)という訓練をする。
という、ベストキッドとかに出てきそうなくらいの、なんじゃこりゃ感満載の特訓でした。その時は、他を知らなかったので画家は皆、こうしてるはずだと思い込んでおりました。
これは先生の考える万物の基本的な構成要素の、立方体、三角柱、円柱、三角錐、球体の正確な形とそこにある正確な陰影を表現できれば、何でも描けるよ!と言うことを仰ってたのだと思います。
人間も風景も静物も、それらの単純な幾何学図形の集合体だということでしょう。
果たしてそうか!?という疑問は当時からありましたし、今も疑問はあります。でもね、今となってはいい訓練だったと思います。今やれと言われても、絶対嫌だし(笑)
その単純な動作(描画)の繰り返しによって絵を描くという行為が特別なものから、無意識な動作へと昇華するはずだ、というような内容の話をよくされていた様に思います。
まぁ、今から思うとですね、絵が巧くなる以上に忍耐力が付いた!と思いますけど。


何度も言いますが、他を知らなかったし、生まれて初めて会った画家さんだったので、すべて鵜呑みにしておりました。今日の僕の作品に、その先生の教えが直接的に影響しているかどうかは分かりませんが、でもある程度(というか結構かな)影響してるかも知れませんね。特に忍耐力は(笑)
大学に進学してからというもの、全く連絡を取っておりませんし、どうされているのかは分かりませんが、またいつかご挨拶にでも伺いたいのもです。

・・や、どうしてもこれを言ってしまってスイマセンなのですが、
「ベンチがアホやから野球ができひん」ではないですよ。それは「エモやん」
「ヌーブラヤッホー!」ってそれは「モエヤン」


私の絵も、じゃなくて私のエモとはエモコアのエモ。
音楽ジャンルの方。エモーショナルなやつ。


最近はすっかり流行の音楽を追っかけて聴くということはほとんど無くなったのですが、20代くらいまでは現在進行形のロックバンドを適度に追っかけてました。
そんなに頻繁ではないですが、ライヴ等にも行った事があります。


ロックバンドというのはもちろん音楽が中心なのですが、それを追っかける者としては、ただ音楽だけを聴くだけにはとどまらず、そのバンドの演奏する様や活動、言動、パフォーマンスから行き過ぎたファンは私生活まで・・に注目し、憧れ、影響を受け、励まされたり、勇気づけられたり、何かしら共有したり、モノマネしたり・・・。
ん、なんか回りくどいですね。


ということで、そういう好きなバンドのTシャツを着たりもするものです。


で、エモに戻って日本のエモ。
おそらくやってる側の方々は「エモ」なんて括りは知らんがな、な感じだったと思いますが、僕が特に20代の頃好きだったバンドは「日本の3大エモバンド」的な言われ方もされてました。
今回はその3つのバンドのTシャツをご紹介させていただきます。


まずは、その3つのウチ、一番思い入れが強かったのがfOULというバンド。


foult.JPG


こちらそのfOULのTシャツ。
自分が一番ライヴを観に行ったバンド(っても4〜5回程度ですが)だと思います。
おそらくほとんどライヴ会場で購入。
関西に来たときはなるべく観に行ってました。
その3バンドのウチ、一番マイナーなバンドだったのですが、それだけに思い入れも深くなったのかも知れません。
残念ながら2005年に活動休止されたのですが、その活動休止ライブを東京まで観に行きました。
滅多に東京に行かないことで有名な(?)僕が重い腰上げて行ったのですから、その思い入れを計っていただけるかと。


しかしながら、思い入れとは別に、同じくらいTシャツ持ってるのは2つ目。
eastern youthというバンド。
・・・いや、もちろん凄く好きで今でもよく聴きますよ!
一時期はfOULと同じレーベルで活動されていて、こちらも関西でのライブ等は何度か行きました。
fOULよりは人気もあり、観客も多かったので、ライヴの時は前の方で元気な若者がモッシュ、後ろの方でそない元気じゃない中年や文科系男子が腕組み半泣きで唄いながら鑑賞、みたいな感じだった気がします。(ちなみに僕は20代の頃から後者な感じでした。)


eastent.JPG


Tシャツが多いのはデザインが普通にいいから、というのもありますな。
アルバムジャケット等でも見られる切り絵の作家、吉野有里子さんの切り絵が多用されてます。
こちらは一部、ネットで買ったりしました。
猿のやつはドラマ「モテキ」で使われてたので、その後着るのちょっと恥ずかしかったです・・・って自意識過剰かよっ!


そんで、上記2バンドとも親交深かった3つ目のバンドがbloodthirsty butchersです。
こちらもよく聴いてましたが、Tシャツは1枚だけ。


btbomote.JPG


「未完成」というアルバムが出た頃の大阪でのライヴに行ったときに買ったものです。


btbura.JPG


背中も魚。

この時はたしか大学後輩の女性(現在アーティスト)が行く予定だったのが行けなくなって、僕がチケット譲り受けて別の後輩と観に行ったのでした。
そしてこれが最初で最後のbloodthirsty butchersのライヴ鑑賞となった次第です。


fOULの活動休止ライヴ以降、ほとんどライヴ等に積極的に行く事が無くなってきて、その辺りからバンドを追っかけるよりもむしろ「ROCK名盤100選!」みたいな、過去の音源を聴いてみたり、上記のバンドにしても新作よりむしろ今までのものを何度も聴くという感じで、現在進行形のものを追っかけるのも疲れたしお金もないし・・的な感じになってる今日このごろな私。


そんな僕ですが、先日、bloodthirsty butchersのリーダー吉村秀樹さん逝去のニュースを知った時はショックでした。
いや、特に最近追っかけてたとかライヴ行ってたとかでは無いのですが、普通に活動を継続されていたので、なんかこう、アンプの電源が突然プツッ!と切れたような感覚といいますか・・。


「八月の空は とてもきびしくて つきさすひざしで 君を見失い めいろに入り込む」
(bloodthirsty butchers「8月/August」)
暑くなると、今でも仕事中などによくこの曲が頭の中で流れます。


吉村さんのご冥福を心からお祈りするとともに、残ったエモさんたち(って失礼な言い方ですが)の今後の活動を心から応援したいと思います。


・・・って、そんなん言われんでも活動続けはるに決まってるわな。
「そんなこと書いてんとお前も頑張れ!」って言われそうですな。
ブログ見失い、めいろに入りこむ?な私です。

関東でお世話になってるお店"moln"、"白白庵"がリニューアルオープンされました。
新しいお店でどんな風に置かれてるか見ておきたくて、
ちょっと遠いけど関東へ。
お店の空気を肌で感じて、その中で自分はどういう作品を打ち出していくか。
展覧会ではありませんが、これも小さな展示みたいだなぁと。


白白庵↓
PakuKokeshi.jpg

moln↓
molnnew.jpg


もう1つの楽しみは、横浜で高木正勝さんの"うたがき"を観に。
スクリーンに囲まれて床に寝っころがって音楽と映像に身を浸す
...高木さんの世界に沐浴...そんな感じ。
自分の中の細胞がひとつひとつ目覚めてゆくようでした。


そして告知いろいろ...


6/23(日)【スーフルフルフル縁日】
食堂スーフルでの古本市関連イベントで、マヤルカ古書店さんと縁日開催。
当日私も手作り景品を持って会場でマヤルカさんとお待ちしてます。
http://d.hatena.ne.jp/ichi375/20130607/1370560913


7/7(日)【なつのわだち】
ウーララでのイベント。
私は、桜井まみさんの音楽に合わせてライブペイントします。
http://www.andart.jp/artist/ashida_mellow/schedule/20130614_1202.php


7/10〜16【Little Wondeland】
阪急梅田スークのアリスのイベント。グッズを販売。
http://aliceexhibition.web.fc2.com/


今年は個展ひかえめ、イベント色々。
毎年静かに過ごす夏...今年はいつになく賑やか...。

昨年からバス通勤しています。
通勤ルートにレンタル着物屋さんがあり、その前のバス停から、
和装の観光カップルが乗り込んでくることがよくあります。
そういう時カップルの顔をまじまじと見てしまいます。


そのカップルが美男美女だと劣等感で嫌な気持ちになります。
男がカッコ良くて、女が"そうでもない"場合は、男に対して「こいついいやつだな」と思い、上機嫌になります。
女が美人で、男が"そうでもない"場合は、女に対して「こいついいやつだな」と思い、上機嫌になります。
そのカップルがどちらも"そうでもない"場合、居たたまれなくなり、嫌な気持ちになります。
(それとも、そもそもバランスの崩れた状態自体が好きなのでしょうか。)


ここ1年は、こうした通勤中の心の波風などを乗り越えながら、
一所懸命作品に関係のないお仕事をしておりました。
色々な心境の変化があり、2年位前から「自分のやりたいことは自分で稼いだお金でやる」と決めました。
「作品に関係のないところで生活費を稼ぎ、誰にも何も文句を言われずに、
継続して制作できるサイクルを作る」ことを目指しています。
今は仕事に集中する期間、制作する期間を明確に分けたほうが動きやすいように感じています。


こういった心境の変化や、独立して事業を始めたこと、ここ数年イベント企画に携わることが増えたことなどにより、
お金に対しての考え方やルールが明確になってきたので、箇条書きにして整理してみました。
今回はお金に対する考え方「自分が作品を出品する立場編」です。


1. 個人名義で制作・発表する作品は売らない。
  ※ただし販売することに必然性があれば検討。
  ※販売でなく、出品依頼は検討。
  ※興業として成立する発表形態の場合の入場料収入などは例外。
2. 主催・企画が自分以外で、企画側に出品料を支払わなければいけない企画には参加しない。
3. 2も含め、主催・企画側が運営責任を追わない企画には参加しない。
4. コンペには出さない。
  理由1:「この人にコンペという場で評価されたい」と思ったことが一度もない。
  理由2:わざわざ他人の偏った価値観で判断されたくない。
  理由3:「美術」「○○協会」など、その分野/業界/団体の歴史や判断基準を背負う気がない。
  理由4:自作においては大勢の統計的な評価に興味がない。
5. 自分で主催/企画/出品する場合、助成や協賛はとらず、自分で稼いだお金だけでやる。
  理由1:誰にも何も言われず好きなことをやりたい。
  理由2:企画を固めてから作品を作るのはやりにくい。
  理由3:そもそも制作段階では社会的意義を意識していないので必然性がない。
  ※他人との共作の場合は例外。
  ※興業として成立する発表形態の場合の入場料収入などは例外。
6. 自分で主催/企画/出品する場合、採算が合わなくてもやる(だいたい合わない)。
  ※ただし赤字は分割返済が現実的な程度(100万円はなるべく超えない)。
7. 他人の主催/企画でも、自由にさせてもらるか趣旨に賛同できれば採算が合わなくてもやる。
  ※ ただし、企画にある程度予算がついているのに無報酬前提で出品依頼してくるやつはムカつく。
  ※ あと本当に自由にさせてもらえた試しはない。
8. 撮影や設営など、仕事として外注さんに依頼した場合は当然対価を支払う。
  ※ 安くしてもらったり、分割にしてもらうことは多い(申し訳ない)。
  ※ その代りお金になる案件があれば仕事を振る。だからいい仕事をもらえるように制作以外も頑張る。
9. ボランティアや有志で手伝ってもらった場合、少なくても交通費以上の謝礼は渡す。
10. 基本的に貸画廊(レンタルを主体とした画廊=ギャラリー)は使わない。
   ※ 良心的なオルタナティブスペースや、空物件などは除く。
   ※ その貸画廊の運営方針により例外は有り。


まだ追加できそうですが、考えていることの2/3以上は記載できているかなと思います。
ということで、次回までに「自分が企画をして人に出品/参加してもらう立場編」もまとめてみます。

どうもです。


早いものでもう6月ですね。あっという間に今年も残り半分です。そして気がつけば30歳になっていました。
30といってもまだまだ気持ちは20代だよと思っていましたが、先日電球がきれたのでスーパーに行って帰ってきてみたら見事に電球を買い忘れ、ついでにきらしていたと思って新しく買ってきたショウガと全く同じ未開封のショウガが冷蔵庫の中から出てきた時は「あぁ、30なんだな」と思いました。


さて、5月末に東京に行ってきました。
仕事ではなく、単に話題の展覧会をアレコレ見てまわる観光目的だったのですが、その中で立寄った戸嶋靖昌記念館分館の話を少し。
戸嶋靖昌さんはスペインに長く滞在し、そこで人物や風景を描き続けた画家です。
表立った発表をあまりされてこなかったというより、そういった活動にあえて距離を置いて制作されていたため、大きく取り上げられたことはありませんが、間違いなく見た人を強く惹きつける魅力を持った作品でした。
荒々しい抽象画を思わせるタッチですが、的確に対象の本質をおさえている感じ。
最近こういう絵画を見てなかったなと。
その後しばらくの間、制作中の作品に向かっていても戸嶋さんの作品がフラッシュバックしてきて困りました。


この戸嶋靖昌記念館分館ですが、皇居の裏にあるバイオテックという会社のワンフロアを改装したものです。
なんでもバイオテックの社長さんが戸嶋さんの作品を雑誌の片隅で見かけたことがきっかけで本人に会い、彼の作品と人柄に惚れ込まれて、戸嶋さんが日本に帰国してから亡くなるまでの数年間、肖像画を依頼する代わりに会社の部屋をアトリエとして提供していたそうです。
戸嶋さんが亡くなられてからも、自宅やアトリエに残された数百点の作品を譲り受け、修復、額装をし、展示室まで作り上げるという情熱の注ぎ様。
そこまでさせる作品の魅力も流石ですが、それに応える社長さんも見事です。
古き良き時代の作家像と、それを支えるコレクターの理想的な関係を見た気がして嬉しくなりました。


他の展覧会ではフランシス・アリスとアントニオ・ロペスが良かったです。
アリスのユーモアとロペスの真摯さはただただ羨ましいばかり。
ですが、羨ましがってばかりもいられない。自分のこともしっかりしなくちゃ。
ということでお知らせです。


1つ目はもう会期も終わりかけていて今更という感じですが、


「TSCA Rough Consensus」


HOTEL ANTEROOM KYOTO
4/27(土)~6/16(日)


ホテルのロビーで展示しているので、特に閉廊時間はなくいつでも見てもらえます。
続いて2つ目。


「田中真吾/馬場佳奈子/芳木麻里絵」


京都精華大学7号館7-23ギャラリー
6/25(火)~6/29(土)
12:00~19:00


こちらは現在仕事を手伝ってもらっている後輩の馬場さんと、大学時代の同期で他コースの助手をしている芳木さんとの3人展です。
場所が大学内ギャラリーの上、授業の合間を縫っての開催なので期間もなかなか厳しめですが、もしこの期間中に近くに立ち寄る機会がありましたら是非。


2つ前の記事で「珍しくグループ展です」とか言ってたのに、今年は立て続けにグループ展ばかりしてますね、、、
ともあれ声をかけていただけるのは嬉しいことなので、一つ一つ頑張っていきます。
それでは。


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