アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

寒暖の差が激しいこの頃ですが、もう春ですね。
今年の冬はほんと、寒かった。
来年2014年から氷河期が来ると言われているので、ちょいと怖いですね。


さて、先日京都市美に行ってきました。
版画トリエンナーレを見に行ったのですが、同じく市美にて「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展が開催されていました。
展示は見ませんでしたが、ポスターを見て思い出すことが。


10年前に、大学関係でオランダの大学と国際交流展を行なうプロジェクトに参加し、
約1ヶ月ヨーロッパへ行きました。それが初めての海外でした。
拠点はオランダでしたが展覧会の合間、1週間ぐらい自由に行動ができたので、
先輩二人で旅をしたのですが、ちょっとマニアックな国に行こうと思いリヒテンシュタインへ行きました。


スイスとオーストリアの間にある国で、入国審査が無いので気付いたら国に入っていたという感じでした。
すごく田舎なイメージをしていたのですが、以外にも観光地化されていて、日本のツアーも来ていました。
行く前は、切手の奇麗な国という情報ぐらいで何があるのかあまり分からなかったのですが、
意外にも現代美術館がありそこの空間と展示がとてもよかった記憶があります。
確か日本人作家の作品もあったような。


宿泊は、ユースホステルで市街から離れたところで、周りは畑と森だけに他に民家がチラホラあるぐらい。
アルプスが一望出来てそれが、なんとも言えないぐらい奇麗でした。
アルプスを見ながら、河原でパンを食べた記憶があります。
パリやヴェニス、ドイツにも行きましたが、そこが一番ホッとできる場所だった気がします。


いつの日かまた訪れたいな〜と思っています。
しかし、もう10年経つか=。


rihiten.jpg


「とうとうこの時が来てしまったか・・。」


井戸の水が干上がるように、ネタの泉が早くも枯渇してきました。
Tシャツの話だけでなんとか〆切を乗り越えてきましたが、TシャツはTシャツ。
そんなになんでもかんでも叶える魔法のアイテムではございません。


頭の中でいろんな言葉とTシャツの柄が浮かんでは消え、消えては浮かぶを繰り返し、全く形にならずぐるぐる回っては溶けてしまって、最後はバターになりました。


・・・いや、幼少期からこの「虎がぐるぐる回ってバターになった」というのが腑に落ちなかったんですよね〜。
ちびくろサンボ。虎がバターになる?普通?
で、バターといえば、同じくらい幼少期に腑に落ちなかったのは寅さんの「(写真撮りながら)はい!バター!」ってやつ。
「チーズ」と「バター」間違える?普通?


・・・と、全く関係ないことばかり考えて、結局頭は真っ白なTシャツ状態になってしまいます。
こんな風に。


rosiabaT.JPG


・・・あれ、真っ白じゃない。
よく見りゃ白地白色でプリントされたTシャツです。


赤はあかん、白にしろ!
てな駄洒落とともに思い出す、青春のアバンギャルド。
それもロシアのアバンギャルドです。ハラショー!
ということで実は芸術なTシャツです。


こちらは、2008年に大阪市のサントリーミュージアム天保山で開催された「青春のロシア・アヴァンギャルド」という展覧会を観に行った際に購入したカジミール・マレーヴィチ作「白い十字架のあるスプレマティズムのコンポジション」Tシャツです。


ロシア・アバンギャルドに関しては、そのいかついネーミングのインパクトは頭にありましたが、大学時代の授業で少し習った程度で、全くつかめていませんでした・・てか、今でもほとんど同じ感じです。


で、当時この展覧会のタイトル聞いて「青春」と「ロシア・アバンギャルド」という、自分の中であまり結びつかないOMOJAN(番組終了)的なワードに引かれ、天保山を目指したのでした。


展覧会全体は自分が思ってた「ロシア・アバンギャルド」のイメージと少しズレた感じでした。
(僕はなぜか日本人作家でいうと斉藤義重さんの作品のようなものを想像してました)
しかし、このマレーヴィチの作品は、
「ああ、これこれ!この感じよね〜ロシア・アバンギャルドって〜」
と、「勝手に腑に落ちるそれ」でした。


さらに、「ロシア・アバンギャルドTシャツ」ってのも、あまり想像してなかったOMOJAN的ワードだったのですが、それが会場で販売されてた為、思わず購入してしまった次第です。


白地にあえて白プリントなんて、オシャレやん、芸術やん。
過剰なデザインや過激なインパクトTシャツに行ききったあとの、〆のお茶漬けのような白Tシャツですな。


ちなみにマレーヴィチはウィキによると、この手のスプレマティズムを行き尽くした挙げ句、晩年はオーソドックスな具象画家になったとか。(但し、主題が見当たらないある意味不思議な絵だとのことですが)


僕は僕で(←誰やねん?)白いTシャツが年とともに似合わなくなってきたので、このTシャツは貴重な数少ない白Tの1軍であります。


rosiabaTcar.JPG


カーディガン等で合わせて誤摩化します。


そして、白Tシャツは着れば着るほどに黄ばんできます。
バターの様な色になってきたら、それをホットケーキに塗って食べたとさ。(おしまい)


・・・ではなくて、2軍落ちになるということです。

3月のブログリレーは大幅に遅れての更新となりました。。
落ち着いたらちゃんとした文章を書こう...と思っておりましたが、なかなか気持ち的に落ち着くことがないので、このまま一気に書いてしまおうと思います。たいした話題がないのが申し訳ないのですが...(いつも大したこと書いてないですね、、)


最近は4月のグループ展に向けて制作中心の日々です。今月になってから、仕事と近所をうろつく以外ほとんど出掛けておりません...。なんだか急に世界が狭くなった感じです。桜が咲く頃には、もう少し余裕が出てればいいなあと思います。
しかしながら、追い込みの時期に見えてくることは多いので、とても大切な時間を過ごしているのかもしれません。


来月のブログリレーでは、展覧会の告知をさせて頂けると思います。
今回は手短ですが、このへんで...制作頑張ります!

ブログリレーが11日担当の私は、
毎年3.11に日記を綴る事になる。
その事に不思議な縁を感じます。


「平清盛」の興奮冷めやらぬ間に始まった「八重の桜」。
このドラマ、舞台は会津(福島県西部)。
福島といえば昨今は原発の話が多いですが、
ドラマの中ではなんとも美しい場所です。


そしてもう一つ美しく描かれてるのが会津のソウル。
忠義、礼儀、思いやる心。
それを貫く会津の人々の姿に私は毎週心打たれてます。


どの藩よりも重い責をじっと耐え受け入れ続けた会津藩。
時代が変わっても、その精神だけでなく、その状況までも引き継がれてるようで、
遠い昔の話なのになんだかリアルで、心がギュウッっと痛みます。


山も桜も方言も人柄も。
美しかった。
ドラマもまだまだ先が楽しみです。


もうひとつ東北つながりで、
東北から工人さんとコケシがやってくるイベント、
"コトコトコケシ博"にコケシを出品します。
しかも場所は京都の元銭湯で胸躍ります。
→ http://hanatomegane.jugem.jp/?eid=74


主催の1人"はなめがね本舗"さん
→ http://hanamegane.com/
京都・今出川の"町家古本はんのき"でお店を出されてる方で、
普段から私のコケシを店頭で販売してくれています。


コケシ博にはまだ出せないのだけど、
↓描きかけの巨大コケシもチラ見せ。
工人さんに、作れる最大のコケシをお願いした所これが最大だった。
高さ1尺7寸。(51cm)
抱えて運んでいたら、なんとも愛しくなってきて、
売るのが寂しくなったり...。
ではではいつかどこかでお目にかかれる日まで。

KokeshiBigS.jpg

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3月4日、ちょうど本日が個展の搬入でした。
展覧会の詳細については、展示・イベント情報をご覧下さい。


展覧会の搬入は何度やっても大変ですね。(インスタレーションのアーティストに比べると、絵画のアーティストはまだマシなのかもしれませんが。。)
まあ、当たり前のことなんですが、作品を並べる順番が変われば、見え方も変わるという。搬入を手伝ってくれた友人の作家と色々相談しながら、あっちへやったり、こっちへやったり。まあ、これが面白いところでもあるんですが。
でも思い返せば、昔はけっこう作品の展示プランをしっかり考えていたなあ、と。
会場の図面をもとにサイズを割り出してあらかじめ展示場所を決定したり、場所そのものにに合わせて作品を作ったり。
もともとは「作品と展示空間の関係性」っていうのに興味があるので、インスタレーション的な展示イメージが強かった気がします。
とくに意識したのかしてないのか忘れましたが、いつの間にか、アトリエで1枚の絵に向かう方の重点が多くなったのかもしれません。別に展示をおろそかにしているわけではありませんが。
でもまあ、やはり幾つもの作品を並べることでこそ見えてくるテーマみたいなものがあると思います。今回の個展では今まで使ってこなかった言葉「風景」というものに、ちょっと一度向き合ってみよう、という気がしています。
以前は「風景を描いている」という意識はなかったのですが、とある事をきっかけに、「ああ、風景を描いているんや」って昨年思ったことがありました。それで一度向き合うきっかけに、と今回のテーマ【Across the landscape】となったわけです。

5月のGW頃までの開催ですので、ぜひお越しくださいませ☆よろしくお願いいたします!!



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