アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

さて、今月も変化なく22日が近づいてきたので持ってるTシャツから適当に話膨らまして書いて義務を果たすか〜。
惰性〜な〜、と思いつつ、まあどうせアレやろ?誰もまともに読んでへんのやろ?


と、自分で課した諸々に自分で倦怠期。
ハイ、♪で〜れれ、れれっ、れれっ、倦怠期です!(byMC小宮)


なんて腐ってましたが、そんな自分に喝!なTシャツ事変が!


誰もちゃんと見てないと思ってたこのブログを、アーティストの松の木タクヤさんが偶然見て下さって、Tシャツを送っていただいたというエピソードは前々回書きましたが、もらってばかりは申し訳ないということで、お礼にこちらのTシャツも送りました。


aiokiuchi.jpg


「AIO・Tシャツ」(白)
画像はそれ着てなんか「できる人」みたく写ってる2年前の私。トークイベントの際のショットです。
(撮影:笹倉洋平)
現在自分作のTシャツはこれしかなくて、色は黒と白があるのですが、松の木さんのご希望のサイズが白しか残ってなかった為、そちらを送りました。
心配なのは「お気に召されるかしら?」ということ。


デザインと色、そしてヨーコ・小野のパロディにモザイク。
特に深い意味はないとはいえ、「アートは終わる!」なんて贈るってのも、考えようによってはかなり失礼、あるいは挑発的?
なんかそんな風に受け取られたらどないしよ・・・と送った後で得意の心配性が発症し・・・。


てから数日。
松の木さんのfacebookに見た事あるTシャツの画像が!
・・・ん?でも違う。
僕がプレゼントしたのはこんなカッコいいTシャツじゃなかったはず!


matsunokiremix.jpg


こちら、松の木さんのfacebookからお借りした画像。
なんと、送ったTシャツをさらにアレンジ!
Matsunoki Remix Tシャツへと変貌を遂げてました!


さらにfacebookで今回のTシャツのやり取りの様子も取り上げて下さってました。
上記の心配も吹き飛ぶ、そして自身の倦怠に張り手をかますDIYなアレンジ!
自分のTシャツがベースとはいえ、さらにクールに仕上げる松の木さんのセンスに思わず脱帽!でありました。


いや、この感覚はほんとに素晴らしい。
あっさりOVERさせない松の木さんのクリエイトに、冒頭のような腐った気持ちに喝!入れていただいた感じです。押忍!


ということで、一度もお会いしたこのない先輩アーティストさんと計らずもコラボしたような気持ちで、思わずニンマリであります。
さらには結局3度目のこのブログへのネタ提供までいただいた形となりました。
松の木さん、本当にありがとうございます!


ということで、僕も腐らず諦めず、来月からもTシャツブログを前向きに書いて行こうと思います。


え?まだ書くの?って?
なんの、OVERはOVERでも♪STARTING OVER〜〜
旦那の方の歌じゃい〜〜〜っ!

まだまだ寒い日が続きますね。
今年から19日ぐらいにブログ投稿していこうと思っております。
誠に勝手な引っ越しです。宜しいでしょうか?編集長さんw。


只今、職場では卒展準備中です。
先日も母校の卒展に行きましたが、見る側でなく作る側に廻りたくなります。
学内展示でしかも映画学科は別館にあるため、4年生が総力上げて校舎の装飾などを手掛けています。
映画制作と同じように分担がはっきり分かれて、それぞれの部門で動いている感じです。
その辺りはとても頼もしく思えます。美術の世界では基本個人での制作となるので、皆で何かを作り上げて行く光景は何とも感慨深くその光景を見ながら、アシストしています。


まったく話がそれるのですが、日本の学芸員さんは殆ど一つの展覧会を作るのに1人で
作業される事が多いと聞きます。学生の頃、学芸員課程をとっており、授業のときに
先生が「日本の学芸員は、雑芸員と言われるぐらいすべての事を1人で行ないます。」
と言っていました。海外では分担がはっきりと分かれているそうです。日本で言う
ところのキュレーターは、自分の企画を外に売り込むため美術館にいない事の方が
多いようです。いわゆるプロデューサー的な感じでしょうか。
「キュレーター ≠ 学芸員」と言われるのはこのためですね。


日本において、美術が広がりを持つ事が出来ないのは、学芸員が外に出て行けない状況
があるという部分と、社会的に地位のある職種として見られていない部分があるのかな
とふと思っています。昨今の美術に対する事業の縮小等を見ていると、そんな気がして
なりませんね。目先のことしか見られていないようで悲しい限りです。
日本でも分担制にして、学芸員が外にに出て行ける機会を作れば、もっと
活性化するような気がします。安易な考えかもしれませんが。
翌々考えると、日本の学芸員さんは相当有能なのではないかと思います。
なにせ1つの展覧会を裏方で支えているのですからね。


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今月はお知らせといろいろを織りまぜて。


来月に催す展覧会とそのイベントの情報を載せさせて頂きました。
[展示・イベント情報]ページへ。
本の梯子 -book ladder- 展、ギャラリーモーネンスコンピスにて。どうぞよろしくお願いします。
(展覧会は福田尚代・かなもりゆうこ 3/20-31、催しにmama!milk 3/23 など、限定100部のアートブックも)
詳細は 本の梯子 -book ladder- にて。



ところで、この展覧会を催すモーネ工房の辺りはなつかしいです。
今の場所に引っ越す前に、この付近に住んでいました。
日々の暮しと制作は同時進行なので、生活圏の様子はいろんなものに影響を与えてくれたことと思います。
交差点にある写真店が健在なのが感慨深いです。
このあたりで写真を撮り歩いていたから、ネガはすぐにこのお店で現像していました。
幾度となく渡った横断歩道、訪れる場所になってからの方がゆっくり渡れますね。風景のスピードが少し変わります。



もうひとつ、関連イベントとしてソーシャルキッチンでパフォーマンスイベントを。
What is the Name of This Book?(かなもりゆうこ+納谷衣美・吉福敦子 3/29)
こちらもどうぞよろしくお願いします。
[展示・イベント情報]ページへ。



名前とは、言葉とは、そのものを限定し、明るみに引きずり出し、呪であり、形あるものとして組み立てていくので、
途上のものは名前を名乗らずにおいても良いのです。(なんてね、、、)
でも言葉には未知の無限の可能性があるのですから、出し惜しみをすることもないのです。
そんな矛盾があるものが、とても面白いと思います。



不思議なことに、私が見ているものと、誰かがみている同じものが、はたして本当に同じにみえているか、実際に比べることはできないのですが、そしてきっと同じには見えていないということが、とても魅力だなと思います。読書もまた同じようにおこなわれます。



飲み物は素敵なコップで飲みたいように、紙に触れたいですし、インクを盛った文字を目で追いたいです。
コップがなくなることがないように、他にもなくならないものはたくさんありますね。
本も、また、言わずもがなです。



自分は粉の一粒かもしれませんが、いつまでも決して汲み尽くされることなく、生じ続ける、本や言葉の世界へ賛辞を込めています。


それではまた。。。

今年は色んな事を休んだりやめたり始めたり、
そんな年になる事を実感してましたが、
また1つ終わりのお知らせが届きました。


Perfect Potion三条店が2/17で閉店するそうです。
京都には元neutronがあった烏丸御池の文椿ビルヂング内にも京都店があるのですが、
作品を飾らせてもらってたのは三条店だけなので...、
私にとっては特別な場所で名残惜しいです...。


↓三条店のカフェ内。(カフェは既に終了)
作品3点時々入れ替えて展示させていただいてました。
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閉店までにぜひぜひ足を運んでくださいませ〜。
パッケージの絵を手がけた物もありますので、
お店でご覧いただけたら嬉しいです。↓
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私は家でアロマを焚くといった習慣はなかったのですが、
部屋にこもりきりで制作する事が多く、
精神的にとても不健康になってしまいがちなので、
アロマを使うするようになりました。


木や草など自然の香りを焚く事で、
部屋にいながら森にいるような気分を味わう事ができ、
室内で気分転換できてしまい、
これはもう脳内小旅行だと思ったのです。


春には草、夏には柑橘、秋にはスパイス、冬にはウッディーな香り、
日本にある四季と連動したフォーシーズンシリーズ、
中国の五行説やインドのアーユルヴェーダ等の
思想や哲学をモチーフにしたものもあって、
制作の刺激にもなり奥深いです。


なんとなく嗅覚と制作は密接してると思うのです...私は。

2月のブログリレーは少し遅刻の更新となりました。
毎日寒い日が続いてますね。それでも、今日なんとなくテレビをつけてみたら桜の開花予報というのが出ていたので、寒くても春は着実に近づいてきているなあとしみじみ思います。


1月は、去年のうちにやっておきたかったのに出来なかった雑務に取り組んでおりました。新しい気持ちになっている年明けのタイミングでやらないと、絶対にまた先延ばしになってしまう!と思ったので。。


◆まずは、ホームページができました。(今さらな気もしますが。。)過去の作品をご覧いただけます。↓
MASAKO NAKAHIRA official website


◆それに合わせて、ブログも作りました。更新はぼちぼちですが、こちらとはまた違う内容を書いております。↓

MASAKO NAKAHIRA BLOG


名刺も新たに作り直しました。ついでに、アトリエの模様替えもしてみました。気分一新です。
今年の活動は、今までとは違う気持ちで取り組むことになると思うので、そのための準備期間として1月を過ごしていました。なんだか毎日の密度が濃くて、一ヶ月がとても長く感じられました。


準備が整った今、制作メインで取り組んでいます。ひとつでも多く、密度の高い作品を作れるように頑張りたいです。とてもシンプルですが。
次の発表予定は4月になったので、しばらく人前に出る機会がありませんが、そういう時期がものを作るにはいちばん大切な期間だと思うので、一日一日を大切にしていきたいと思います。


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ようやく暖かくなってきたかなと思ったのもつかの間、また寒い日に逆戻りですね。
アトリエの引越しがやっと一段落し、壁などはまだ作ってないのでまだまだアトリエらしいとは言えませんが、少しずつ制作のリズムを作っていっています。ただ、前よりスペースが広くなった分暖房が効かないのでとても冷えます。夜に作業してるとだいたい足先の感覚がありません。なので、最近は午前中に制作してから仕事に行くようにしています。午前中に制作すれば電気もあまり使わなくて済むので地球にやさしくなります。


さて、久しぶりに展覧会の告知になります。
珍しくグループ展です。


「科学のあとに詩をかくこと」


会場:ギャラリー16
2013年2月19日(火)〜2月24日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00迄)


会場:京都精華大学7号館
2013年2月21日(木)〜3月3日(日)
11:00〜19:00(最終日は16:00迄)


URL:http://kagakunoatonisiwokakukoto.tumblr.com/


2会場での展示になるのですが、僕が展示するのは精華大学のみになります。
この展覧会は精華大学大学院の学生たちが企画したもので、僕も便乗させてもらいました。現役学生の他にも卒業生や他大学の学生も参加しているので、結構見応えのある展覧会になるのではないかと思います。


この「科学のあとに詩をかくこと」というタイトルはドイツの哲学者であるアドルノの「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である。」という言葉を引用したものです。
これはアドルノの思想の一つである「文化批判」の中の一節になります。
僕なりの理解なので少々不安ですが、アドルノが指摘したのは物体として固定化され流通させられているものは文化ではなく、精神活動こそが本来の文化の在り方であるということです。


現代社会は商品の流通とその消費に重点が置かれ、より合理的により効率的に日々変化しています。僕たちはその中で毎日を快適に過ごしていますが、アドルノはその社会の枠組みを批判しました。そして、ここで言われている「詩」とはpoemという意味だけに留まらず、芸術を含めた表現行為全般、更には理性によって築き上げられた西洋文化の象徴としての「詩」という意味も持ち合わせています。


アウシュヴィッツという空前の事件は、効率性を中心に据えたという意味において、まさに合理性、効率化を進める現代を象徴する出来事だと言えます。本来精神的活動であったはずの文化(=芸術)も現代においては物体として固定化され流通されている点でアウシュヴィッツと等価であり、詩すなわち文化は野蛮の範疇に留まっている、それ故に「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である。」ということになります。


確かに、アドルノが行った批判に頷く部分もあります。現行のシステムの中で何不自由なく暮らしている僕らが、それに対し客観的な視点で批判を行うことは困難なようにも思えます。
しかし、それでもなお詩をかくこと。
芸術としての表現を試みるという所作を、本来在るべき人間の姿の可能性として考えていこうというのが、この展覧会に込められた意図になります。


少々大仰なテーマで作品が追いつけるのか不安もありますが、重要な問題意識を含んでいるのではないかと思います。
遠方ではありますが、お時間がありましたら是非足をお運び下さい。


それでは。


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昨日は節分で今日は立春。暦的には春だそうです。
暦的には、ってやつはたいてい今の季節でいうと、たいがい先取りされてるもので、今も実際にはまだまだ冬真っ盛りですね。
インフルエンザで学級閉鎖なんて話もちらほら聞きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


さて、今日は2月4日なわけですが、なんと来月3月4日は個展の搬入が。。
あと1ヶ月なんですね...。しかも2月は28日までしかないという。
たかが2、3日のことなんですが、31日までないのが2月のつらいところ。
制作もカツカツです。でも、難産だった作品をなんとか乗り越えたので、ここから少しペースを上げて、と甘い希望を抱いています。何はともあれ、2月が山場で正念場です。


昨年に子どもができてからというもの、制作のペースがまったくつかめておりません。
大学院を出たあとの一年もそうだったなあ、とほろ苦く思い出している場合ではないのですが、生活環境が変わった中で、いかに自分のペースをつくっていけるかが、今年の勝負所だと思っています。作りたい作品ややってみたいことはあるし、とにかく時間のやりくりがすべてだと思っています。


そんな昨今、時間について色々考えをめぐらせます。
いや別に、そんな哲学的な話ではないのですが。


「時は金なり」という言葉があります。
要するに時間は大切だって、ことなんですが、「時間」と「お金」って、アーティストにとってすごい重要な問題だなあ、と思った次第です。
作品だけで食べていける人なんて、そんな多勢いないと思いますが、そんな中で、多くのアーティストが、どれだけ作品に時間を費やせるかという問題に直面しているんじゃないかなあ、と思ったりします。(作品だけで食べていけたとしても同じかも。)
お金になろうとなるまいと、アーティストは作品に時間をかけることを惜しみません。
時間をかけるということは何かというと、命をかける、ということだと思っています。


どんなことをするにも時間が必要です。
お金を稼ぐのも、本を読むのも、映画を見るのも、音楽を聴くのも、テレビを見るのも、ぼーっとするのも。作品を作るのも。


人に与えられた時間には必ず限りがあって、何に時間を使うのか、真剣に考えんといかんなあと、つくづく思いました。
また、人と過ごす時間も同じように、大切にせんとなあ、とつくづく思いました。
焦ってもしようがないし、ケチってもしようがないのですが、時の流れの速さに愕然をする今日この頃、時間の大切さを身にしみて感じております。


そして最後に来月の個展の情報を。
会期:2013年3月8日(金)~5月6日(月) (月・木曜休館 ただし、祝日の場合は開館、翌日休館)
時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
会場:喜多美術館
入館料:本館への入館料(大人800円、大・高生700円、小・中生200円)が必要となります
※下の写真が会場です。右が本館、左が個展会場。


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