アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

私のような人間は、世間の皆様が思い描かれる「芸術家っぽい」感じの、素敵でご婦人がぽわ〜んと陶酔されるよう文章は書けません。
この夏も皆様をうっとりさせたり「いいね!」って連発されるようなエピソードもなく、淡々と過ぎていくばかりです。
テレビをみると、オリンピックで盛り上がり一瞬色々忘れますが、世界は不安なことばかり。セ界は巨人の独走で胸くそ悪くも、今の阪神と比較すれば圧倒的な隙のなさにグウの音もでず。アジアに目を向ければ、まるで新幹線の肘の置き場の取り合いのような領土問題。見た目は同じような顔してんのに。


そんな中、これと言って何もない私のような人間は、先月に引き続きTシャツについて書くのが関川守備走塁コーチ・・じゃなくて関の山。
では、先月は華やかな1軍Tシャツについて紹介したので、今月は2軍のTシャツを。


主に2軍のTシャツは「元・1軍選手」が大半です。
最初から2軍ってのは、貰い物等には時々ありますが、自分で購入したTシャツはたいてい1軍での活躍を期待されます。


こちら2軍の一部。


T-2gun.JPG


Tシャツ2軍落ちの理由には以下の様な理由があります。


1(以下「チャー」):単純にTシャツそのものが劣化(首周りのよれ、色落ち、破れ、シミ,等)
2(以下「シュー」):サイズの変化。
3(以下「メーン!」):私の気持ちの移り変わり。


等々です。そんで理由の大半はチャーシューです。


チャーはそもそも、すべての物がそうであるように、形あるものはいつか崩れる宿命にあり、Tシャツも例外ではありません。
しかし、まさかたった一回の洗濯で・・・ってくらい同じメーカーのベースのTシャツでもコンディションに大きな差がある気がします。まあ、こっちの洗濯方法にも問題あるのかも知れませんが。


そしてシューに関しては、僕の個人史に関わる部分が関係してます。
基本、胴長短足でして、10代後半〜20代前半は、お腹が出たりするのを恐れてメンズM〜Lサイズのものをよく着ておりました。
ところが最近は少しスリムになってきたこともあり、また特にBボーイとかでもないので、逆にダラっとデカイサイズが気に入らなくなり、比較的ピッチリサイズのメンズSを好んで着るようになってきました。
なので、コンディションもよくデザインも気に入ってるのに、泣く泣く2軍行きなものも多いです。
(上記写真の大半がそうです)
「これのSサイズあったら替えて下さい!」って叫びたいです!(誰に?)


で、一番厄介なのがメーン!の理由。
形あるものが変化するように、人の心も移り変わるものです。
祇園精舎の鐘の声〜 諸行無常の響きあり〜・・・(宇野重吉的な渋い声で)
あんなに素敵と思ったTシャツが、今はとてもダサく見える。
あの時、同じTシャツ着て、「いいね!」って言ったふた〜りの心〜と心がぁ〜〜、今は もう 通わ・な・いっ。


まあ、私に関しては、もう年も年なんで、あんな派手なTシャツはちょっと「若作りおやじ」っぽくなってどうも・・ってか、そもそももうTシャツ自体、あまり着なくなりつつあったり・・ってここに来て全否定?


おそらく、シャレオツに年重ねる方々は「2軍」とかで保留しないでサクっと捨てたり、あげたり、フリマに出したりして常に「なう」な着こなしして流れる水のごとくサラサラと人生を泳いでいかはるんでしょうが、こちとら人生、澱んだ沼。
もがき続けるぬかるみの世界。
ついつい「このTシャツがまたいつか一軍でバンバン打ちまくる日が来るかも」
的な温情采配をしてしまい、チームを増々弱体化させてる気がします。
・・・ん?何の話?


というわけで、結局何について書いてるかもわからなくなってきたので、また来月。
次回はいよいよ「3軍」Tシャツの登場だーっ!


・・・と、相変わらずどうでもいい事書いてますが、絵も描いてます。
9月にグループ展があります。京都です。
詳しくはまた情報のページでよろしくです〜。

昨年に続き今年も敦賀⇔ロシア間の船内マトリョーシカ絵付教室してきました。
ロシアといっても降り立ったウラジオストクはロシアの最東端で、
福井県から船で2日で辿り着けます。
ロシアといえば寒いイメージですが、気候も日本にとても似ていて蒸し暑い位でした。


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軍港なので、海沿いには潜水艦や大砲が並びますが、
そんな中、玉ねぎ型のドーム状の教会ばかりを目指して歩きました。


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今回もまた例のごとく道に迷い、現地の人に何度も助けてもらいました。
みんなほんとに親切です。
案内の途中「fukushima」についても聞いてくれました。
目の奥にはチェルノブイリの悲しみがまだ残っているようでした。
その過去を悼む目に、数十年後の日本の未来を映さずにはいられません。


コケシとマトリョーシカのように文化が交わる所、
チェルノブイリとフクシマのように痛みが重なる所。


心惹かれる理由がここにはたくさんありました。
言葉も食べ物も人も。
無骨で極彩色の圧倒的な個性にまみれた、
どこか悲しく懐かしい面持ちを見せるこの国は、
自分の心を写したような、自分の描いた絵を見るような、
不思議な出会いに満ちていました。


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お盆も終わりですね。今年は仕事の関係で実家から早く帰って来たので、送り火を見ました。
前見たのは、京都に来たばかりの頃なので、6年ぶりぐらいです。
僕にとっては、まだちょいと遠い習慣です。


習慣というと、お盆には墓参りに行くのですが、お墓がある場所が海沿いなので、大体墓参りの後は海を見に行きます。
ものすごく海が好きかというと、あまりそうではないのですが、何となく足が向いてしまいます。ある意味習慣化しています。


何か物思いに耽るのではなく、視野をリセットしに来ているようなそんな感じで、なぜか目がスッキリとします。
そうすると、撮影意欲が沸々と湧いてくるのです。
習慣というより、儀式ですかね(笑


さて、今年も秋に展覧会が2つあります。
そろそろ色々制作準備をしないと。


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年を重ねるたびに、「自分の行動や発言がどういう結果を伴うか」
を事前に想定/想像して、ストップをかけることが多くなる。
そうやって自己抑制できないと、同じ過ちを何度も何度も繰り返してしまう。
大きいことからとても些細なことまで、それが原因で人間関係崩壊していったりする。
他者を責めるよりも、自分を責める方が後遺症が残る。
人に頼れなくなるというのは思ったよりもやっかいだ。修復は容易ではない。


だから当然自己抑制は大事なことなのだけれど、
本能がとろうとした行動を、自分自身が抑圧するというのは、これは本当に辛い。
感情が置いてけぼりにされているようだ。


経験を重ねると少しは人の気持ちが想像できるようになる。
でも昔に比べて自分の気持ちが薄れているわけではない。
相手と自分の気持ちをどちらも尊重し人間関係を守ることが
長い目で見たときに自分を大切にすることになる、と考えるときは感情を抑制する戦い。
相手の感情と自分の感情が重なって、それが誰の喜び/悲しみかわからなくなるときは、
何と戦っているかすらよくわからない。


いつだって、悪い方向にいかないように、今をつなぎとめるために必死だ。
でもいいことも、悪いこともなるようにしかならないことは心ではわかってる。
自分の意志で何かを変えることなんて出来るのだろうか。


メモ代わりのようなブログでした。

暑さが少しやわらいだ日でした。近所へ買い物に外へ出ると紋黄蝶が道おしえのように前を飛んでいきます。ベランダに蝉がころがっていて。夏も後半へ向いはじめたのですね。お盆中唯一の休み。義母が気持ちの良い白い肌掛けを持って来てくれました。さらりとして夏の午睡に良さそう、それを想像するとうっとり(いい歳してですが、母の愛?みたいな)。高島屋で二人でご飯を食べて川を眺めながら四条大橋を渡り、やはり涼しい日でした。帰ってからひとり本屋へふらり。夜遅くまで開いているブックストアが近所にいくつかあるなんてことに感謝。涼しいと思考も前向き(笑)。夜遅くになって何故だか『バベットの晩餐会』を再読してしまい(短篇なのですぐ読んで)つづけて映画も見たくなりビデオを観てしまう。小説/映画とも、後半にバベットが登場してからがぐいぐいと引き込まれ、晩餐会とその厨房にはドキドキする。わたしたちはやはりバベットに勇気をもらわないわけにはいかない。。。そしてこのカレン・ブリクセンの物語は"芸術家の魂"を描いているだけでなく、さまざまな歴史と文化が織り込まれわたしたちの記憶や思考をゆさぶってくる。何かに接することは、それまでの自分を横断していくことであり、作品はそれを支えてくれるものなのだということを改めて確認していく読書&鑑賞でした。
ということで夜更けに、今月は日記調に。。。


p.s.
件のミニシアター巡礼。最近おとずれたのは岡山のシネマ・クレール。関西で見逃していた『人類最古の洞窟壁画』をみる。ショーベ洞窟のすばらしい絵。3万2千年前のネアンデルタールかクロマニヨンたちのとても正確なイメージはすごくいきいきとしていて驚き。。。


memo
道おしえ:ハンミョウのこと。人が近付くとその先へ先へと逃げて飛ぶことから「道おしへ」と言う。
本屋:書店も文化事業みたいなものだな、と最近よく思う。。。
『バベットの晩餐会』:カレン・ブリクセン作。デンマークの女流作家。なぜか英語版ではイサク・ディーネセンという男性名で発表している。バベットがカッコイイ(男気な?)のと何か共通が? 映画は1987年作。もうオールド・ムービーの域に入るのかと思うと感慨深いです。
『人類最古の洞窟壁画』:ヴェルナー・ヘルツォークによるドキュメンタリー。

残暑お見舞い申し上げます。お盆ですね。
最近は少しだけ日が短くなって来たように思います。早くも秋を感じる夜も。


ここ最近パソコンの調子が悪くて開くことができず、ブログリレーを更新できずにおりました。
今までいちども休んだことがなかったのですが、ついに皆勤賞を逃してしまいました...。
でも意外と、気が楽になりました(笑)
今日は偶然にもパソコンが動いたので、こうして日記を書いております。


7月は友人の結婚式で浜松へ、少し足を延ばして東京へも出かけて来ました。
そんなに遠くではないですが、念願の旅行だったのでとても楽しかったです。
今月も写真部で万博公園へ行ったり、花火大会へ何年かぶりに足を運んだり...
仕事があるのでいつも通りの日々ではありますが、なんだか夏休みのような気分を味わっています。


子どもの頃と少し違うのは、いつも夏の向こうにある秋を意識していること。
ただひたむきにその瞬間の中に居た頃の自分とは、少し変わってしまったような気がします。
でもそれは悲しいことではなく、どんどん流れて行ってしまう時間をできるだけ大事にしようとしていることなのではないかな、と思います。

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色々していたら8月になっていました、更新できておらずすみません。。。


6月は京都で個展がありました。
たくさんの方々にお越しいただき、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
友人何人かから、わたしの頑張っている姿を見て励みになったと言われ、
私はその度に逆に励まされました。
作品を通して色んな話ができて本当に嬉しい日々を過ごしました。

6月までの数ヶ月亀岡に引きこもり状態だったので、その反動で6月以降は色んなところに出かけました。
滋賀県には2回行きました。近江舞子と近江八幡。
一日で行こうと思いましたが、全然違うところなんですね。
どちらもとても素敵なところでした。
近江舞子へは大舩真言さんの個展。丸みのある壁に掛けてあった作品があり、
距離感を掴めそうで掴めないような不思議な感覚を味わいました。
近江八幡へは9月から始まる琵琶湖ビエンナーレのための会場の採寸等のために行きました。
私は近江八幡の八幡堀に面した町家の2階部分で展示します。
また詳細後日書きたいと思います。
10年ぶりくらいに丸太町のメトロにも行きました。
Polar MのCDを昨年末の忘年会で頂きました。
落ち着いたらライブに行きたいと思っていたので、アトリエで聴いていた音を目の前で聴いた事は特別嬉しかったです。
そのあと音を聴く事と絵を観る事の違いについて1人で色々考えていました。


そして最近中学時代以来一度も会っていなかった友人に再会しました。
彼女は昔からとても歌が好きで私は今でもその歌声をしっかり覚えています。
彼女は20歳の頃からインドと日本を行き来しているそうです。インドの音楽を現地で学び今では日本に2人しかいないドゥルバド(インド古典音楽の即興音楽の種類)のヴォーカリストとして活動しているそうです。5時間くらい近況を話し合いました。芸術の話や思想の話、自分の道で生きる話など。そういう話をできる幼なじみの友人がいないので話が尽きません。カボチャで作られたというかわいいお尻みたいな形のタンプーラという楽器を少しだけ弾いてくれました。
そんな彼女(すずき なお)のライブが今度の土曜日11日にあるので出かけようと思います。
私も経験した事のない音楽なので楽しみです、ご興味もたれた方は是非。
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すずき なお → http://n-dhrupad.blogspot.jp


昨日はアトリエに来客がありました。
だいたいお客さんが来られるときは幾つか作品を壁に掛けておくのですが、
大きな作品は1人では掛けられないのでずっと箱の中に眠ったままで、写真で説明しています。
でも昨日「一緒に大きい作品を開けて下さい」と言って下さり、
一年ぶりに大きい作品を開けました。
久々に開けた作品に初めて見たものみたいに何かに驚かされ、考え込んでしまいました。
いつも背中を押してくれているのは過去の作品たちなんだなと。。。


一昨日の夜は地元の花火大会でした。今年の4月に亀岡で悲しい事故がありました。
仕事先から帰宅中に打ち上げが始まり、道にはたくさんの人が笑顔で過ごしていました。
悲しい事を乗り越える事は難しく、でも前進する事ができたらもっと、、、
街を歩く人の笑顔が目に残り、すこしでも何か良い方向に向かって欲しいと願います。

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おそらく傘の花火

長々と色々失礼します。。



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