
オラファー・エリアソン あなたが出会うとき
先日金沢21世紀美術館でおこなわれている、「オラファー・エリアソン あなたが出会うとき」に行ってきました。
すでに行って来た方からの情報で、かなり見応えがあるということだったので、とても期待しながら行きました。いやいや、期待以上、感動すら覚えました。
以前、原美術館での展示を見た時もそうだったのですが、作品の構造はいたってシンプル。考えてみれば、「ああそうか」と思うのですが、そこにあらわれているものは、まさに宇宙といっても過言ではない感じです。メディアそのものはそれほど特殊なものではないし、そこでおこっている現象も「魔法」ではないし、けれどすごい...!!
そこでおこっていることは、宇宙の構造の断片。しかし、その断片から宇宙の全体が見える、という感じでしょうか。妙なメッセージ性や説明的なものがなく、現象を見せるシンプルな構造がかえっていろいろ読み取れるのかなあ、と思ったり。
思わず、美術館内をグルグルと何度も回ってしまいました。
作品の解釈はおそらく、僕自身の理想的な作品のあり方に引きつけているのだろうとは思います。それは、世界の仕組みや構造を読み解き、それを提示することでより大きな世界(いつも宇宙と言ってしまいます)を感じさせるというものです。杉本博司さんの作品からも似たような感覚を受け取ったことがあります。
このような素晴らしい作品に出会うと、とても嬉しい気持ちと、とても悔しい気持ちが同居します。頑張るしかない...!!と思いながら。

写真は、大雪のあとの兼六園にて。
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