アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

心はいったいどこにある

あー、なんだかあたまがぐるぐるするなあ。
心臓があるらへんがざわざわする。


残ったカブのスープにごはんを入れて雑炊にして食べながら
いろんなものに対する違和感について考えていた。
雑炊の湯気ごしに窓の外を見て、朝起きたての、
いつもの半分くらいの思考速度で考える。
やわらかいごはんが胃に広がって、なんだかじんわりじんわりと
こんがらがったものがとけていく。
考えすぎて物事を複雑にしてしまってるんだ。
きっと もっと ずっと単純 って。


人生も、恋愛も、絵を描くこともそれを仕事にしていくことも、
友達も、社会とか世界とかいうやつも、私の気持ちも、
なんだか複雑でややこしくてちっとも簡単じゃあない。


そんなことを思いながら薄暗い森のなかをずっと歩いていたら、
上から何かが落ちて来て頭にコツン。拾い上げれば木の実ひとつ。
手を見て、木を見上げ、そしてあらためて廻りを見渡したときに
ふと今までと世界の見え方が変わってしまう瞬間が来て、
そこからはなんだ森の多様性の洪水、もうとめどなく。
ああ、なんて単純で本当のもの、と打ちのめされてそこで気が付く。
ものの見方をややこしくしていたのは私のほうだ、と。


そのような感じ。わかりにくいか。


いや、まあでも問題はひとつ。
私にとって大切なものってなんだろう。
ゆずれないものってなんだろう。
見失ってはいけない部分はどこ。


もっと自然にやれるかもしれない。


たとえば色が湧くように。音が湧くように。
壊れた絵画の断片に世界のすべてが存在するとして。


よろこびだとか、かなしみだとか。
きれいだとか、きたないだとか。


ひっくるめてぐちゃぐちゃにしてぜんぶぜんぶぜんぶ。

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