アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

こんにちわ。ヤマガミです。


もう良いって。というくらい、暑いですね。


さぁ8月に入りました。新作の準備にかかったり、なんやかんやと、色々やる気は出てるのですが、暑すぎて何も進みません。ま、暑さ寒さも彼岸までと言われてますし、もう少しの辛抱ですね。


さて、今回は宇宙について書きます。


は???


ま、そうですよね。
僕、別に宇宙の研究者でもなければ、宇宙オタクでも、宇宙人でもありません。興味はありますけど。宇宙に関しては。
もし生まれ変わって、その時、突然変異的に僕の頭脳が格段に良くなってれば、物理学者になりたいくらいです。
見たことのない世界の謎を解くなんて、なんてロマンチックな世界でしょうか。


なんて、僕の戯言なんてどうでも良いとして、本題へ。


先日、iPhone用のアプリケーションで、空にiPhoneをかざすと、その方角に存在する星座を表示するという、おもしろアプリを入手しました。当然、iPhoneを動かすと、画面の星座も動きます。いわゆるバーチャルリアリティの類ですね。しかも、人間の肉眼では見えない等級の星も見えます。夜に、コンビニへ行くがてらに、そのアプリを夜空にかざしながら、天体観測をしているわけです。
遠い宇宙が身近に感じますね。宇宙コロニーへのお引っ越しもそう遠い話でもないのでしょうね。
なんてことをぼんやり考えていた時に、ふと、「宇宙インスタレーション」という言葉がよぎりまして。
ロマン、ありませんか?「宇宙インスタレーション」
まだ誰も展示してないですし、しかも広大な展示空間ですよ。
僕だったら、何を展示するのかな、なんてことを考えたりしてます。
まぁ電気もないし、壁もないし、床もなければ、空気も重力もない空間で、アート作品を展示(というか放流ですね)するとなると、かなり限られた技法になりそうですけど。
宇宙空間では音が伝わらないらしいですが、光は宇宙空間でも伝わりますので、映像作品(ビデオプロジェクターでの映写)はひとまず展示できそうですね。小惑星の断面なんかに投影できれば、地球からも望遠鏡なんかで鑑賞できたりして。マルチスクリーンみたく、マルチ小惑星展示、みたいな感じで。ひょっとして地球外生命体にも、作品を鑑賞してもらえるかもですね。
オブジェの展示(放流)も面白そうですね。2001年宇宙の旅に出てきた、黒いモノリスみたいなミニマルなオブジェが地球の周りをぐるぐる回っていたら、楽しくないですか?月と重なった時や、昼間のある時間に、モノリスが肉眼で見えるとか。しかし肉眼で見えるとなると、サイズがバカでかくなりそうだな。。
後すぐに出来そうなのは、「小惑星を梱包する」かな(笑)
しかも宇宙空間では引力の関係で、全てが動き回るので、それを加味して展示構成を考え、地球からの見え方を考慮し・・・


いやぁ妄想は実に楽しいです。ワクワクしますね。


でもこれ、妄想と言えるのは今だけでしょう。きっと今世紀中には、住居も展示スペースも、ある程度宇宙に移っているはずです。誰かがきっと、最初に宇宙で展示し、パイオニアになるでしょう。人類の宇宙進出とともに、アートが消滅するなんて考えられませんし。


アートの歴史を振り返ったとき、今まで何度か大きなパラダイムシフトが起こっていますが、宇宙進出の際もパラダイムシフトが起こるでしょうね。生きているうちに、起こるかな、パラダイムシフト。その瞬間に立ち会いたいものです。出来れば自分が、その当事者にになりたいな。

setouchi.jpg


毎日暑いですね。
そんな中、先日友人と「瀬戸内国際芸術祭2010」に行ってきました。おかげでかなり日焼けしてしまいました。今回は、その瀬戸内珍道中について少し書こうと思います。


友人の運転するクルマで2泊の予定で行ったのですが、さすがにすべてを見ることはできず、僕らが行けたのは比較的い大きな島(直島、豊島、小豆島)と、高松です。
まず夜に三宮からフェリーに乗り、早朝に高松に着きました。朝早くからやっているうどん屋で朝食をとったり、高松港近辺を散策しました。安いしうまい、讃岐の人は、ファーストフード店のような感覚で、朝食にうどん屋を利用するみたいです。ちなみに、直島へ向かうフェリーの時間までだいぶあったので、友人の希望により、うどん屋を3軒ハシゴしました。


フェリー出発の時間になり、直島に向かいました。ちなみに直島を訪れるのは、なんやかんやで今回が5回目です。でも来るたびに作品が増えていたり、店が増えていたりと、島の様子がちょっとずつ変わってきています。初めて訪れた時は、今ほど飲食店もなく、観光客も少なかったのに、今やコンビニもできているとは。。。
地中美術館は、入館料を作品数で単純に割ったらエラいことになりますが、1つ1つの作品空間が非常に贅沢で、さほど高い印象がないのはすごいと思います。ただ今回は、芸術祭全体のフリーパスでまわったのですが。
最近できたという李禹煥美術館、ここでも作品と建築の一体感が考えられており、かなり贅沢な展示空間になっていました。
ベネッセハウスミュージアムや家プロジェクトも見応えがあります。家プロジェクトでいちばん印象的なのはタレルの「南寺」でしょうか。これは、何度体験してもまず「不安」になってしまいます。そして、その後の「安堵感+感動」。まだ未体験のひとは是非。
なんにしても直島は、これだけの面積にこれだけの内容の作品展示があるという密度はすごいです。一般的に芸術は「日常のオプション」程度にしか存在していないような感じなのに、ここでは芸術が中心に存在している(ように感じる)のです。
大竹伸朗さんの「I♥湯」で、昨夜のフェリーからの疲れを癒したあとは、宿で早くに眠ってしまいました。


翌日は、豊島にまず向かいました。ここは直島とは異なり、観光客を意識したような店は、港付近にいくつかある程度で、島全体がアートアートしていないぶん、作品の存在がより新鮮に感じると思いました。直島の家プロジェクトのように、建物全体を「リフォーム」する感じではなくて、もともとの生活感というか人の気配みたいなのが残っている空間が多く、そういう点も楽しめます。
ただ、豊島美術館が建設中だったりと、この島もどんどん開発されていくのかな、という気もします。
豊島を一回りしたあとは、小豆島へ。小豆島は比較的広いのですが、作品のある場所はだいたい集中しているので、予定より早くに小豆島の作品を見終えることができました。


全体を通していちばん強く感じたのは、「作品の存在感」です。
今回の芸術祭や、越後妻有みたいな作品のあり方は、生活の中、あるいは隣りくらいに作品がある感じがして、観に行く人間としては単純にとても面白いです。一般的なハコとしての美術館とは違って、日常から隔離されていない感じもしますし、逆にむしろ僕らの日常からは隔離されているような気もしますし。ただ、たとえば山奥の田んぼの中に、ドーンと作品があって、その違和感みたいなもののとなりで普通に農作業をする人がいる、という状況がとても興味深かったりします。
また豊島で見た、廃棄物処理場のようないわゆる「陰」の部分もあったり、人間の歩みは決して美しい物だけを残すわけではない、ということも感じました。「豊島」という島の名前もただの偶然とは思えない、豊かさとは?ということについて少し考えさせられました。


さて、最後になりましたが、直島の宿で出会った「旅人」の方、またどこかでお会いできたらいいですね。
それではまた来月。

どうも、蒸し暑い日が続きますね。
毎年思うんですが、蝉が地上に出てくるまで何年も地中で息を潜めてるのに、毎年毎年こんなに沢山の蝉が鳴いているということは、地中にはどれほど蝉の幼虫がいるんでしょうか。なんか、あんまり具体的に考えると恐いですね。


ということで、最近は仕事に制作に展覧会(自分のじゃないです)と立て続けに〆切に追われております。一つの〆切が決まったら、そこを狙いすましたように様々な〆切が被ってくるあの現象はなんとかならんもんでしょうか。ともかく、もう少しで山場を越えそうです。


さて、&ARTも参加している「京都藝術」がいよいよ今日から始まります。
studio90も参加させてもらい、それに合わせて昨日から徳田卓也展「遠くを眺める」を開催中です。
タブローとドローイングを見せているのですが、対象を前にした時に作者が感じた驚きや喜びがとても素直に表現されていて、初個展ながらとても見応えのある展示になってます。


今回、展示のためにギャラリーを白くして電気も付けました。studio90、7回目にして初のホワイトキューブです。今まで真っ暗な空間の中を蝋燭で見せようとしたり、天井から細い光が落ちてるだけだったり、、壁が白くなったと思っても電気を着けないから結局薄暗かったりと、随分見難い展示が続いていましたが、今回はなんと蛍光灯も付けた上に窓も開いてます。しかもクーラーまで付いてるという、電気代のことなんてもう考えたくないよ仕様になっております。
そして、この度studio90が8/9発売のぴあ関西版に載せてもらえることになりました。
続けていると色々あるものだと、少々感慨深い気持ちになります。

開廊時間がいつもと少し違っていて、昼の暑さを避けた15時~22時となっているので、お時間のある方は是非足をお運びください。


徳田卓也「遠くを眺める」
2010年7月31日(土)~9月5日(日)
15:00~22:00 (8月1日(土)は18時まで)
土・日のみオープン
期間中作家在廊予定
studio90


それと、「京都藝術」のオープンスタジオ関連でトークイベントに参加することになりました。
webや冊子では私の名前の表記が間違ってますが、まぁそういうこともあります。
よろしければ是非


トークイベント

「アーティストが制作の現場に求めるものとは?」
8月21日(土)19:00~21:00

会場: 淀studio

パネリスト:
名和晃平(SANDWICH)、田中英行(Antenna)、児玉真人(G Art Studio+ULTRA FACTORY)、北條裕人(淀)、田中真吾(studio90)

司会: 矢津吉隆(淀)

内容: 京都藝術オープンスタジオの開催にあたって、京都で制作するアーティスト達が自主的に運営するスペースの現状とこれからの展望、可能性について話します。


そういえば先程「京都藝術」のオープニングに行ってきました。タイムリーですね。
それにしてもすごい盛り上がりでした。あの勢いで8月の京都が盛り上がってくれたら嬉しいです。


ではでは、今回はこのへんで


このページの一番上へ