アーティストブログリレー

ARTIST BLOG RELAY

作品に至るインスピレーションの多くは、不定形で、分類不能な状態/行為から始まります。


その動機は極めて感覚的な場合が多いですが、不定形なものが不定形なものとして存在している瞬間はほとんどの場合とても短い。
多くの場合、自動的に観想してしまうことで、分類、理解、言語化してしまいます。
様々な経験によって、すでに感覚に対する分類は細分、複雑化され、
当てはめるまでのスピードは速くなってきています。


僕にとって観想はインスピレーションが腐る過程です。
時に不定形なものとして、認識し続けることができる行為/状態
に出会うことがあり、そういう場合は連作しますが、そういうことは滅多にありません。


制作することは概念で言うと、「自由になる」といよりは「はずれていく」という方がしっくりきます。
それは誰もしたことのない方法から生じるかもしれませんし、日常の再認識から生まれるかもしれません。
ありきたりなことの積み重ねから見えてくる場合もあると思います。


不定形なものを常に追い求めているから制作している気もしますし、
観想するために作品を制作している気もします。一瞬訪れる「感覚的な瞬間」のためかもしれません。


また「誰にとって不定形であるのか」という問題もありますが、
なるべく多くの人にとって不定形であることを前提にしている以上エンターテイメントと逆行することは仕方ないし、
意識的にそうしなければいけないとき今までに多々ありました。
それは一つの大きなテーマだと思います。

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10月にギャラリー揺(ゆらぎ)で中村裕太君と作品展を行う予定。
山から郊外、という大ざっぱな括りでそれぞれの作品と繋げる事が出来ればと思っている。で、リサーチがてら鈴鹿山系の霊仙山へ行ってきた。実際にぶらつきながら考え、作品、展示をまとめて行こうという算段。
郊外担当の中村君は廃タイル収集をきっかけに作品を構成する。
さる御方から滋賀には廃村がたくさんあるわよ、色々落ちているし拾ってきたら(私も器、拾ってきたわ!)、と窃盗幇助めいた助言をいただき(肝心の場所は随分違っていたが)、それなりのテンションになった我々は期待だけでまんまと向かった次第である。
僕の方は作品案が腑に落ちていないので思い切って主体性を放棄し、行けば何か撮るものがあるだろう場当たり精神だけで大判カメラを持って行った。挙げ句ちゃんとパッキングしておらず三脚を中村君に担がせて山道を進むという体たらくで、まことにすまん。
ことわりを一つ、廃墟探訪趣味は微塵もない、これは行ってみて再確認された。
何かあるだろうとは思っていたがあまりにリアリティがある/ない場所で、わざわざ自分が作品化することもないだろうし、そうすることもためらわれた。
写真を撮るという違和感には作品化する違和感が含まれる。第三者に見せるという前提があり必然的に考慮するのだが、そうして写真に撮る事で何かを期待する事、何かを撮り、たとえば風景の何かを自身の一部として所有できると考える傲慢さ、後ろめたさ、作品化した際にそのことに無自覚であると見られたくない小っちゃな顕示欲、普段の生活圏で朧げに思っていた事がこれでもかと発露されるような場所だった。
結局ポラだけきって帰ってきた。やはり何も無い。
同行者に荷物を持たせておいて撮らないのかよざけんなという感じかもしれないので、いや撮りますよという見栄と贖罪意識だけで撮ってみた、色々とまことにすまん。
ちなみ上のようなひねくれた考えなので、カメラを持って街でスナップとか全くしない。きれいな写真は世界中のどこかの誰かのFlickerなりで適当に探せばいいし、そもそもカメラをぶら下げて歩くのは壊れそうでいやだ。
事実は小説よりもはるかに奇で、自分の小説は全然堅固じゃない。世の中に奇な作品はたくさんある訳でどうにかシフトしたい所ではあるが。


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写真は露出計代わりのデータ。
終戦後に捨てられた村で、今では登山者向けの山小屋だけだ。周辺の国道が石ころで舗装されているとは思わなかった。
もう一つ、20〜10年前に廃村になった村もあったが生々しすぎてカメラを向ける気にまるでならなかった。撮った所で何がアートか。


毎度の仕事の事。今月は書きたいものはあるのだけど言語化に至っていないので保留します。(neutronでの稲富淳輔さんの作品など、良さが言葉になっていないし写真にも出てこない)


効率良く仕事をこなしていく事と、最短経路にて最大の効果を導きだす事は違う。経路は時に霧中、という事もあるので厄介だ。
作品を撮影するという事は記録という当然の面と、もう一つイメージに変換して流通する/されるという面がある。
どう使用するか、どう広がっていくか、後者に関してはコントロールできるものでもないが、両者に無自覚ではだめだろう。そこで作品自身の撮り方も変わってくるからだ。
光源を決め撮影角度を決め、試行錯誤するのも研鑽の立派な一部だが、一歩引くとそれすらも画一的な作業になりかねない。どうシフトしていくのか、撮るだけではどうもだめだ、と(これは先月と同じ結論ではないか。)。
ということを先日お世話になっているカメラマン/デザイナーから実地で教わりましたが、具体例として提示できるものが出来たらまたポストします。

僕も出演させて頂きました、4/25、&ARTイベントVol.1。

いやはや、驚くほど大盛況でアバンギルドがパンパンになっておりましたね。

僕自身はPsysExさんとのコラボレーションでVJをさせて頂きました。


僕自身(一方的に、観客として)PsysExさんは存じ上げていました。ミニマルな、音と映像との同期したパフォーマンスと言うイメージが強く、またそれがとてもクールで大好きなのですが、実写素材を使う僕のスタイルがマッチするのかと言うのは、正直本当に不安でした。

不安でしょうがない癖に、昨日最終プログラムのトークのときに紹介された様に、本番まで一度も打ち合わせをしない、という暴挙に出てしまいました。


一番の理由は、結局のところ個展やグループ展、仕事に忙殺されていたという事なのですが、ただ若干は自分のライブパフォーマンスに関する考えというか、位置付けと言うのも関係していることはしているのだと、思わないでもありません。はい。


作品制作に関しては兎に角PCの前にただひたすら向かい、ひたすら素材をいじくるという行為です。もちろんそれはそれで楽しくてやっているのですが、ただそれだけをやっていれば幸せというタイプの人間でもなく、映像と言うものに対し違った態度で関わりたいという欲求が必ず湧いてきます。


動画はいったん映像作品として完成した時点で、永遠に定着してしまいます。おそらく如何にコンセプトの面でそれに反抗しようとしていても、作品の形態上物理的に逃れられない現象として、必ずそうなります。


定着させる事が悪いと言うのではなく、僕自身が「この素材を定着させたい」と思うとき、「定着させるべき」と感じた場合はその様にします。


しかしなんというか、この素材はもうちょっとフワフワと宙に浮いた状態で提示したいと思うとき、その素材からはインスタレーションが生まれ、またVJ素材となる訳です。ある一つの素材を、その3つすべての状態で見せると言う事もあり得ます。


僕は映像に関して、何か一つの方法論へ向かって行くような事はしていません。いずれはそうなるのかもしれませんが、少なくとも今はまだ早いと思っています。

どちらかと言えば素材の中に潜在している可能性を吟味していると言う感じです。また一度の吟味で答えが出るとも思っていません。

ビデオカメラで映像を撮ると言う事は短いメモを取るようなものです。
メモが複数集まると、そこから何らかのテキストを合成する事が可能です。映像で何かをすると言う事も、それと同じ様に考えています。


ですからVJをやると言う事は、メモを見ながら会話をする事に近いのかな。


いつもPCに向かい黙々と作業をすると言う事への反動なのかもしれませんが、VJのときはインスタレーション以上に「その場限り」という感覚を得て、楽しみたいという欲求が強く出てきます。映像作品の場合うんざりするほど同じクリップを、コマ単位で繰り返し見るので、何か完全に完結して、ループの中に取り込まれているような気になります。自分が圧倒的に他から隔絶されている事にハッと気づき、それを補うものをもとめるのだと思います。

実際は映像作品制作に置いても決してループの中で作業している訳ではなく、螺旋を描く様に少しずつ作品も、自分も変わって行くのですが、その歩みが本当に遅々としたものなので、もう少し速い速度で動きたくなる、というところ。速い話が、刺激を求めると言う事なのですが。


VJをする事が自分にとってそう言う意味を持っているので、結構打ち合わせ無しと言う事が多く、今回はお相手がPsysExさんと言う事でかなり迷いましたが、そのやり方で一度挑戦してみたいと心のどこかで思っていたのだろうと思います。本当に失礼な事なのですが、胸をお借りしよう!と。。


まぎれも無くチキンハートを持って生まれてきたので、なんでそんな怖い事をするのか自分でも良くわからなくなるのですが、もしかしたらこれがMっ気というものなのか!?と最近真剣に考えだしました。


そして今回は結果的に、とても良いパフォーマンスができたのかな、と思います。主に自分にとってと言う意味ですが。。。


一つ暴露話を申し上げますと、実は終わり方でかなり失敗をしまして、黒にフェードアウトするつもりであったのが最後の最後に慌ててしまい、その動きができなかったのです。とっさに機材の電源自体を落として紛らわしました(笑)
ただ、個人的にその終わり方がすごく気に入ってしまったので、なんというかやはりVJは楽しいな!と思います。


暴露し過ぎでしょうか。。


兎に角得るものが大きく、楽しいイベントでした。皆様有り難うございます。


さて、4/26日。
イベント後、出演者の方々やそのお知り合いと朝までご一緒させて頂き、ふらふらとGURAまで帰ったら、うちの共有スペースこんな感じになっていました!!
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コーンが浮いとる!!
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床汚れとる!!
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と、いうのはまあ冗談でして、今我らがアトリエで大学の後輩の河合君、川田君が展示をしております。
DM内容をそのまま以下に書きますと


2010.4.26MON月>5.05WED水13:00>19:00
EXHIBITION絵画領域作品展示GURA伏見
KAWAICHIAKI河合千秋KAWATASATOSHI川田知志
TENJIKA 点自火テンジカみずからにひをつける


油画の四回生が精力的にやっています。なかなか踏ん張りの利いている展示だなと感じています。泊まり込みで展示作業をしておりましたので、いろいろな人に見てもらえると良いなと思います。


GURAが始動し、初の外部の作家の展示。しょっぱなからものすごいウチらしい展覧会になりそうです。持ち込み企画で、展示をしたいと言ってくれたのは、こちらとしてもとても嬉しい事でした。皆様も良ければお越しを。


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はじめまして。


polar Mという名義で活動をしております、村中真澄と申します。
この度ブログリレーに参加させていただく事になりました。光栄です、ありがとうございます。


今までブログというものをやった事が無いので何を書いていいかさっぱりですが、
良い機会をいただけたと思っています。はりきっていきたいと思います。


昨日(4/25)に、&ART EVENT IN URBANGUILDがあり、出演させていただきました。
ちょうど何を書いたらいいか悩んでいたところなので、グッドなタイミングでございました。少しだけ触れさせていただきます。イベントの様子については、&ARTさんの方で詳しくレポートされると思いますので、個人的なところで。


今回は&ARTでも紹介されている、映像作家・林勇気さんと共演をさせていただきました。
林さん、ほんと良い人です...。


林さんとは2度程直接お会いして打ち合わせをさせていただきました。
今回はライブのイメージが偶然にも林さんと一致していたので、とてもスムーズに話が進みました。


初めての打ち合わせは大阪だったんですが、なかなか落ち着いて話せそうな店が無く、

最終的には若者がコンパしている隣の席での打ち合わせとなりました。うーん、いい思い出です...。
(打ち合わせと言ってもほぼ飲み会になってましたが)


準備中の図。
&ARTjyunbicyu.jpg


ライブ中の図。
&ARThayasisan.jpg


ライブ中の図。
&ARTp.jpg


会場にはホントに多くの方が来られていて、中に入れないくらいの盛況ぶりでした。


リハが終わった段階で自分の演奏に色々と不安が出て来たりもしたんですが、
本番では林さんの映像にときめきつつ、集中して楽しむ事が出来ました。


他の出演者の方のライブも本当に素晴らしかったです。もの凄くいいものを観させて頂きました。


個人的にも、林さんと共演させていただいたのも勿論なんですが、
昨日は出演者のみならず多くのアーティストさんとお話させていただき、得難い経験をさせてもらった一日となりました。
色んな面で大変意義のあるイベントであったと思います。これからも続けていって欲しいなぁと思います。


この場を借りて、
共演していただいた林勇気さん、&ARTの皆さん、他の出演者の皆さん、アバンギルドの皆さん、
そして会場に来られていた皆さんに感謝を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。


何か小学生時代の感想文みたいになっちゃいました。
拙い文章でごめんなさい。次回は(きっと)頑張ります。


それではこの辺で失礼致します。


サイセクスも所属しているアンビエントレーベル涼音堂茶舗と地元青年部の皆さんで主催する温泉と電子音楽のフェスティバル「渋響 pH:2.0」を、先月の末に開催しました。


毎年この時期、涼音堂茶舗が仕掛けるフェスティバルです。
もともと春先に桜とアンビエントをテーマにして場所を限定せずに行って来たイベント「サクラチルアウト」の発展させたフェスティバルで、長野県にある渋温泉にて、3/27(土)~28(日)の二日間、開催しました。渋響は今年が2回目で来年もpH:3.0として予定しています。


幻の宿臨仙閣がメイン会場という位置付けになりますが、歴史の宿金具屋飛天の間での蕎麦打ちライブ(須賀川そば集落と音楽家のセッション)、路上ライブあったり、地元の郷土料理やりんご農家、地酒のブースがあたっり、そして何より温泉郷に点在する、公衆温泉浴場、足湯をめぐれます。メイン会場のライブの模様はFMに乗って飛ばされていて各温泉浴場や路かどで流されていて温泉郷全体が電子音楽やアンビエントに包まれるフェスティバルです。


※金具屋は登録有形文化財で「千と千尋の神隠し」の建物のモデルとされた宿で、臨仙閣は金具屋のプロトタイプとされる実験的な建築物です。臨仙閣は去年の渋響開催まで10年以上非公開だった幻の宿です。


メイン会場臨仙閣では各フロアでは映像インスタレーション、地元アーティストによる展示、温泉研究家の郡司勇氏をお迎えしてのトーク、紙芝居あり、御柱祭の木遣りあり、そして温泉あり。
地下大広間ではアーティストによるライブ、各展示部屋では突発的にはじまるアンビエントセッション。
すべてを同列に堪能し、すでに音楽フェスはおろかアートフェスですらない感じです。


渋響pH2.0 フォトギャラリー
http://www.onsenchillout.com/shibukyo2/index.shtml


臨仙閣MAJIOさんの作品の展示

いや~早いですね、ひと月って。
「月一回のブログ?楽勝っスよ~」
なんて思ってたんですが、このブログリレー。


さすがみなさんシーンの最前線を突っ走ってらっしゃるだけあって、周回遅れの僕にもバトンがすぐ回ってきます。
むむむ、もうちょい給水タイムを!


そんな三度目の正直ブログ、どうしようかな〜?
とテーマに悩んでるんですが、とりあえず当面は、他の方のブログを見て、そこからテーマなどを頂戴するスタイル。
それがMY STYLE!とするとします。


で、今回のチョイスは「作品がわかるとかわからないとかの話」
略して、ワカバナ!


とかく、「わからない」「難解だで」「意味わからんぜよ」なんて言われがちな現代の美術。


かくいう筆者も、自分では、口で説明があっさり出来てしまう説明的で単純な作品を作ってるつもりなのですが、過去に
「あなたの作品はさっぱりわからない」
と言われた事が、何度もあります。


この「わかる」とか「わからない」という言葉。
何故、現代美術に対してこうも頻繁に使われるんでしょうかね?


大抵は、いわゆる「現代美術に疎い」方々が、現代美術に対して使われることが多いのですが、
以前、この「わかる」「わからない」的作品解釈の仕方を作品化できないか?と考えた事があります。
(まあ結局まだ作品化できてませんが。)


この、作品に対して「わからない」ってのには大きく2つの意味が考えられると思います。


1つは
「この作品の『意味』『作家の意図』『何でこんなことしてるの?』がわからない」
というもので、作品そのものの内容に関してのもの。


2つ目は、
「この作品の『良さ』『魅力』『価値』がわからない」
という、作品の評価、あるいは「好き嫌い」といった感覚に関してのもの。


たぶん、「作品がわからない」という言葉には、この上記2つのどちらか、
あるいは両方の意味が含まれるのではないか、と思われます。


んで、筆者が過去言われたときの大半は、その両方が含まれてると思うのですが、
特に美術を専門に勉強したりマニアでない人に対しては、


「いや、昔々、あるところにM・D(マルセルデュシャン)と言う人がいましてですね、
その方がある日便器を美術館に・・・(中略)・・・でついには『チェスに専念するため』とか言ってですね・・・」


とか説明し始めてもまあ、きりがないということで、とりあえずは相手の様子、雰囲気、キャラクター、
興味の大小、僕との相性、等々を独自の「スカウター」でピピピっと判断して、それによってじっくり説明したり、
適当に誤摩化して流したりしています。


特に、自身は日頃、そういう「美術関係」ではない職場で汗を流しているため、
僕が「美術関係の者」とわかると、興味本位からとにかく色々聞かれたりするわけです。


「どんな絵、描いてんの?」


「あ、いや、まあ『絵』といっても、『字』だったりもしまして・・・」


kbijyutu.jpg


美とはなに?ビトハナニ?ヴィトンはバッグ。
♪Beat on the brat!Beat on the brat!Beat on the brat with a baseball bat!
Oh yeah!oh yeah,!uh-oh!


ただ、そういう風に、適当に誤摩化してたりすると、
素人さんから何の気なしに自身のアキレス腱直撃の強烈な本質を点く言葉をいただいて、「ガビ~~ン!」となったり、
えらく考えさせられることもしばしばあります。


いやしかし、自身も「美術」がわかってるか?と問われれば・・・まだまだ何もわかってない、もしくはずーっと「勘違い」をしてるような気がしたりします。
きいた風な口ききながらも、さっぱり理解出来ない作品も多数あります。


僕が単なる「美術ファン」ならまあその辺は「好き嫌い」ということで片付けてもいいのですが、
まあ、一応は作品を送る側の人間として「自身や他者の作品がわからない」なんて時も、
出来る限りその「理解しがたいもの」や「わからない魅力」に対して、考察して分析せなならぬなあ~とは思っています。


まあ、その結論が作者の本意と全く違う独自の解釈・・要するに勘違いでも、それはそれでいいんじゃない?くらい軽い感じではありますが。
良い作品ってのは、そういうゴニョゴニョを隆起させたり、または逆に吹き飛ばしたりするもんなんじゃないかしら~?なんて思っています。


そんで、作品というかあらゆる事柄は、見る側のコンディションやら状況やら精神状態やら体調やらでも左右されるので、
まさに「今日、魅力的に見えるものが、明日、魅力的に見えないかもしれない」という
ミッシェル・マジュリュスという作家さんの作品タイトルの様なことがよくあって、
また逆に、その昔サッパリ「わからなかった」作品が、
時を経て、ある日、ピーン!と来たりすることもよくあるんですよ。


そんなもんだから、ゴニョゴニョと考えたり、何度も見たりするのが面白いのですな。


そしてまた、「わかった」と思った途端に次の「わからない」が出てきて、さらに深い森の奥へ奥へと進んで行ってしますのですな。


いや、美術に限らず、世の中は「わからない」ものだらけですもの。
ほんま、何であんなパッとしない男にあんなカワイイ彼女がいるのか?
とか、わからないことだらけです。


なもんで、美術作品も「わかる」とか「わからない」だけで判断せずに、
その「わからない」部分をも楽しむくらいの感じでいけばいいんじゃない?とか、無責任かとは思いますが、思ったりする次第であります。


・・・というわけで、相変わらず長々と書いてみましたが、小生の今回のブログ、おわかりいただけたでしょうか?
何~~ぃ!?まだ「わからない」って!?


ですから、この、作品に対して「わからない」ってのには大きく2つの意味が考えられ・・・・・・・


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思想なき宣教師、ガイネンガー・ナ・イネンの図。
「考えるな!感じるんだ!」はとても都合のよい言葉デスヨネー。


今月の引用句:「分け入っても 分け入っても 青い山」(種田山頭火)

(今回ブログ中の鼻歌:RAMONES「Beat on the brat」)

こんにちわ。dots・桑折です。


今日(19日)はやっと暖かくなってとても気持ちの良い日で、西陣のカフェでブログを書いています。
(普段はあまりカフェでゆっくりみたいなことは無いのですが、このお店だけは別。というか仕事モードになれる。)
このカフェは、人も少なく静かで、ネットも接続できて電源まで使えるというかなり理想的なカフェなのですが、数日前に新しく縁側の席が新設されていて、外の空気を吸いながら小さな箱庭の中にいるような感じで仕事をすることができます。
家にいると集中できない方なので、何かやらないといけない時は起きたらできるだけ早く家をでようとします。
今日は暖かいし鴨川でも行きたいなー、でも仕事しないとなーという感じだったので、うってつけの環境に身を置くことができました。


普段カフェや喫茶店を使うというと、街の中心部あたりでミーティングだったり、打ち合せだったりするので、結果的に長時間居座ることになり、お店の人に嫌な顔でちらちら見られたりするので、とても悪いことをしているような気分になったりもしたり。まぁ、お店の側にしたら、珈琲一杯で長時間居座っている嫌な客であることに間違いはないのですが。


一昨日まで、三日間東京と埼玉の劇場に行ってきて、今日のようなゆったりとした時間を過ごすと京都に帰って来たとしみじみ感じます。
毎年この季節は、花粉症持ちにとっては地獄のような日々なのですが、今年は花粉が少なく、かなり軽減されていました。が、東京に行っていたからなのか、昨日あたりになってちょっと症状ができました。今も鼻をかみながらこれを書いていて、目の前にティシューの山ができつつあります。


と、山繋がりで話は変わって、アイスランドの火山噴火の影響が思いがけず、身に降り掛かってきました。
現在dotsメンバーの一人が、仕事でフランスに滞在制作をしていて、20日の飛行機に搭乗予定なのですが、このままだと予定していた日に帰って来れそうもありません!
運行再開したとして、すぐに席が確保できるのかも不明。
はたして&ART-EVENTに間に合うのか!


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