Structure of nothingness
2009 Photo by Ito Hiroko
N : 結果的にどのような形の作品になったとしても、そこからはじまっているような気はしています。このことについては、意識の根底にある、”同時代性”みたいなものだと捉えています。新居浜市は、別子(べっし)銅山を中心に栄えたんですが、僕が生まれるちょうど10年前の1973年に銅山が閉山になったんです。家の近くに、昔銅山で採掘された銅を選鉱していた工場跡があって、そこに忍び込んで、ベルトコンベア沿いに工場を探検したことを強く覚えています。廃棄物の作品に関して言えば、そういった、子供の頃体験した、空間とビジュアルからの影響は大きいと思います。“Structure of nothingness”の展示スペースは6畳だったのですが、僕が子供のころ生活していた部屋と、同じサイズなんです。